スギ花粉2011/レーザーで鼻を焼く

甜茶、鼻の穴にワセリン塗る、ヨーグルト、鼻うがい、肩甲骨トントン体操、只見産えごま油、アマゾングリーンナッツオイル、靴下重ね履き冷え取り健康法…そのときそのときマイブームになっている花粉症対策について書いて、今年で6年めです。

昨年のブログでは「体調を整える」ことが、けっきょく大事なんだなぁ〜なんて感じで結んでいたのですが、「今春は、猛暑の影響で花粉が多く飛散。地域によっては10倍の量」との報道に、「悠長なこと、してらんないんじゃないか」と、すっかり怖じ気づいて、過激に走りました。今回は、「鼻レーザー」に挑戦!

「鼻の奥をレーザーで焼けただらせて、鼻汁を出ないようにしようと思ってて…」と、お客様や仕事関連の方にお話すると、非・花粉症の方は「自らを傷つけるような手術なんて」と、顔をしかめられるのですが、花粉症仲間の方は、前のめりに興味津々のご様子。鼻の粘膜が、とつぜんキューッとなって、見る見るうちにジョワーと鼻水が湧いてくる…常に鼻汁を垂らし、時には完全に鼻が塞がり口を空けたまま…甘いくどき文句も、クールなプレゼンも、台無しであります。そんな悲しみを共有する同志達よ!どうぞ、ご参考になさってください。

現在、処置して1週間。状況が落ち着いてきています。なお、私が受診したのは、横浜市青葉区の耳鼻科です。

まず、1回目の受診で、鼻の様子をチェック。受診日から使う点鼻薬と、術前に飲む薬を貰い、レーザーする日を予約。

2回目の受診。レーザー前に、鼻の穴から、長さ6〜7センチくらいの細く切ったガーゼを3本詰めます。麻酔で湿してあります。熟練の技とはいえ、痛い!鼻から稲庭うどんを入れていく感じです。でも、麻酔しなければ、もっと痛いはず!と、思って耐えます。

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先生の背後にある、画面いっぱいに「鼻の穴!」モニターからは、詰められたガーゼが確認できませんでした。鼻呼吸も可能です。ということは、ずいぶん奥を焼くってこと?ガーゼを詰めたまま、待合室で15分ほど待機。麻酔をじゅうぶんに効かせます。なんだか、吐いている鼻息が当たるからか、「口ひげ」あたりがボヤーっと痺れたような感じになりました。鼻の感覚は既に無く、ガーゼが入っていることも分からない状況です。

診察室に戻り、ガーゼを抜いて、いよいよ処置。細い棒を、棒でめいっぱい拡げた鼻の穴に滑り込ませ、スライドさせるような動きで、焼いていきます。髪の毛が燃えるような臭いがします。5分ほどで処置、終了。

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レーザー手術後は、薬も、その後の受診もナシ。あっさりしたもんでした。2日目くらいまで花粉症のような鼻汁がほんの少し出て、5日目くらいで少し黄色い鼻汁が出ましたが、目立つような痛みや不快感はありません。料金は、初診料含めて総額6500円くらいでした。

このところ、寒いながらもスギ花粉の飛散があるようです。朝いちばん外に出ると、「お、花粉だな…」と、感じるものの、鼻が「つーん」とすることはありません。今までは、花粉を察知するやいなや「よし、鼻水を出せ!なるべく大量にな!」と、即座に動いていた部隊が、ぐーたら昼寝をしている感じです。よっしゃー!

なお、鼻レーザーをしたとはいえ、花粉症が根治したわけではありませんから、マスクやツルツルした上着、部屋干し生活は例年通りの予定です。

日時:2011年2月 2日 PM 05:24
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