川崎市麻生区のマンションにて、カーペットクリーニング。
分譲マンションを賃貸に出されており、現在はオーナーさんのお子様がお部屋をお使い中。「何だか、いくら掃除機かけても、キレイにならない…他人が使ってたこともあって気持ち悪い…」とのことで、心機一転、カーペットの洗浄をされることになりました。
特に歩行量が多い廊下を見てみます。中央はベタベタとしてカーペットの繊維の間が埋まったように詰まっています。脇の方は、薄く黒ずんでネットリしたホコリのような汚れが覆っています。
ズームしてみます。ホコリやカビ、衣類の繊維など、黒っぽい汚れがダマっぽく積もってます。お客様によりますと、家庭用掃除機では、付着した黒いモヤモヤまで吸い込んでくれず、残っちゃうそうです。表面の凹凸が埋まって、のっぺりした質感になっています。
カーペットクリーニング後の廊下。時間が経過したため日の向きが変わってしまい上手に写せませんでしたが、歩行路線の黒ずみが消えてます!
廊下の中央は、ナイロンカーペットの繊維1本1本に汚れが覆ってしまった状況で毎日踏まれ続けたため、繊維が途中でポッキリ折れてしまっています。カーペットクリーニングで質感まで回復できる時期は、もはや過ぎてしまいましたが、カーペットの凹凸全体に埋まっていた汚れを取り去ることができ、清潔感がある、フンワリと柔らかな足ざわりに戻りました。顔を近づけたときに感じていた脂が酸化したような重苦しいニオイも無くなっています。
全体を薄く覆っていた汚れが無くなりました。カーペットのループも、はっきり見えます!
カーペットは、お部屋の湿度を調節する、空気中にホコリを舞わせない、など空気清浄機のような作用があり、とても快適な床材です。ふだんのカーペットのお掃除は、家庭用掃除機でバキュームするだけでOKなので、ラクチンです。しかし、空気清浄機と同じく、「いったんフィルターの容量が満タンになったら、もぉそれ以上はカンベンして…」ということにもなるので、「ベタベタして嫌な感触だなぁ」「最近、家具にホコリがたくさん積もるなぁ」と気付かれたら、カーペットクリーニングのタイミング。汚れをリセット!です。
正しい時期に正しい方法でカーペットクリーニングをすれば、張替え周期をグーンと長く保てるので、コストパフォーマンスが抜群に向上できますよ!床の張替え工事は、オサイフ的にもマンション管理組合への申請など段取り的にも、かなり面倒ですから、存分に長生きさせてください!
その足元のカーペット、ほっぺたをくっつけられますか?ハダカでゴロンと寝られますか?「ウチは、カーペットの床で良かった…」と、思える働きをしてますか?
次回は、ウォッシュテックのカーペットクリーニングの作業の様子をご紹介いたします。