私の腰袋(腰に付ける清掃道具をしまう袋)に入っている道具の一つ、「竹べら」。
何ということは無い「竹」の「ヘラ」。しかしコレ、とても働きものです。細かなスリットを、拭き布をくるんで沿わすように動かして拭いたり、石や卵の殻のようになって蛇口の先に固着した水垢を弾き飛ばすようにして取ったり。ふとした時に「おー、これは便利だなぁ。無いと困ったろうなぁ」と思える、頼りにしている道具です。
竹には絶妙な弾力というか粘りがあって、金属や樹脂よりも当たりが柔らかいです。それでいて丈夫。短くなるまで使えるし、天然素材で燃やせるし、ecoよね。
私は業務用清掃用品店で買ってますが、ホームセンターやDIYショップでは、「壁紙」「障子」道具が並ぶ「内装コーナー」に、安価なものが売られていますので、一本持ってお試しいただくのも良いかもしれません。なんなら、お子様が粘土遊びに使われる「粘土べら」でも、けっこうイケそうです。
しかし現場でハードに使っているうちに、だんだん先から減って使いにくくなってきます。私の竹べらは、社長がナイスな角度や薄さにメンテナンスしてくれます。
あれ、作業車にも砥石、積んでたっけ…?(←うちに帰ると、お道具お手入れ用に幾つか常備してます)
竹べらに関しては、「そこいら」で砥いで調整できるようです。石器時代か!(笑)。