カーペットクリーニング、作業中/1

横浜市都筑区の中古住宅ご購入後ご入居前の清掃の一環として、カーペットクリーニングを承りました。今回は、とても毛足が短いカーペットです。

いつものように、カーペット全体に洗浄液を噴霧し、シミが目立つところは手作業で馴染ませます。カーペットの繊維を傷めず、やさしく毛の奥まで届く「馬毛のブラシ」を使ってます。

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この馬毛ブラシは、ロサンゼルスのカーペットクリーニング・プロショップでゲットした優れもの!使用後は毎回ていねいに軟水で洗浄し、完全に乾燥させ、大切にしています。

次に。まだ洗浄液で湿っているうちに、まずは綿100%のパッドで下すすぎ。玄関マットのようなフサフサぽわぽわ感が、何だか可愛いです(笑)。パッド中央に書かれている「SOIL」とは、「汚れている状態、汚点」のような意味です。中央の「13」という表記はインチ数を示しています。英語でオシャレですが、このパッドは、日本製。

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一部屋すすぎ終わったら、このように真っ黒に!無残!でも、床の汚れを転写しているのだから、力いっぱい汚れて真っ黒になるがいいさ!※上の写真のパッドの裏側を写しました。

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なお、こちらも現場ごとに軟水で洗浄、毎回、清潔でフンワリとした質感に戻しています。

次に、マイクロファイバーのパッドで濯ぎ。

carpet-cleaning-pad.jpg

2種類の素材がシマシマになっていて、カーペットの毛を立ち上げつつ汚れを水分ごと吸収するという働きをします。

細かな収納の中まで、くまなくパッドを当てていきます。社長のポリッシャーは絶妙のコントロールで、スイスイ速いです。見てると面白いです。

carpet-cleaning-polish.jpg

使用後のマイクロファイバーのパッドを軽く絞ってみます。真っ黒い汁が、どぼどぼ〜っ。汚れの吸着力と、保水量が素晴らしいです。

carpet-cleaning-pad-osui1.jpg

ウォッシュテックのカーペットクリーニングは、このマイクロファイバーのパッドを複数枚、ふんだんに使います。1〜2枚しか装備せず、汚れたパッドを手で漱いで絞って何度も繰り返し使うと、吸い取った汚水がパッドに残り、汚れを再びカーペットに戻してしまいます。そして、どうしても手で絞るだけでは脱水しきれないので、水分を十分に取りきれず、カーペットの乾燥が遅くなり、お引渡しまでの時間が長引きます。それはイカン、仕上がりの良さと作業効率を第一に考えれば、ケチケチしてたらあきまへん。

カーペットの汚れをたっぷり効率よく回収でき、作業が迅速であること。それが、お客様に喜んで頂けるカーペットクリーニングのキモ!と、考えています。

今回、カーペットから回収された汚れは、こんな感じでした。不透明の、とても濃いグレー。表面に油っこい膜が浮いてます。

carpet-cleaning-pad-osui2.jpg

現場で軽く絞った分だけでも、この量、この真っ黒さ。その後に洗濯機で洗って脱水すると、これまた真っ黒な汚水が取れて来ます。写真の汚水が一番だし、洗濯した時の汚水は二番だし?家の中にある汚れって、生活中ではほぼ無意識だけど、実はこんなにたくさんあるんだなぁ…グロいなぁ…と、いつもしみじみしてしまいます。

長くなったので、次回に続きます。

日時:2010年12月18日 PM 07:35
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