横浜市青葉区の戸建、玄関、外階段、中庭に敷かれたタイルに付着した黒カビや緑色の苔を洗浄します。クリーニングとコーティング施工前後の写真は、前回記事をご参照ください。
今回は、まず、環境的負荷が非常に少ない洗剤を全体に塗布。数年掛けて積もって固まった汚れを表面からほどいて、柔らかくするイメージです。
続いて、ポリッシャー(電動の回転ブラシ)を回して洗います。今回の現場は、細かく植栽や木部が入り組んだ設計であったので、幾つかのサイズから、小さめポリッシャーを選び、使用しています。
苔カビが強い箇所には、業務用高圧洗浄機を使い、汚れを圧力を掛けて飛ばします。
高圧洗浄機は、写真をご覧になってお分かりになるかと思いますが、とてもパワフルです。しかし、このような凹凸が大きなノンスリップタイルでは、汚れを取りきることができません。洗剤や手作業でのブラッシングなど、下準備と後作業をしておくことが、汚れを残さない工夫です。
洗浄後、水気を乾燥させてから、コーティング。今回は、フッ素シリコン。浸透させるタイプのコーティング剤なので、マニキュアのように皮膜を作るわけではありませんので、タイルの質感に変化は見られません。コーティングは、しっかりとクリーニングした清浄な状態でなければコーティング剤本来のスペックを活かしきることができず、汚れの固着を最大限に防ぐという目的を全うすることができません。クリーニングに特化したウォッシュテックだからこそ、コーティングも高品質、なのです!
屋外のカビや苔は、冬の寒い時期は、ぐっと締まって、なかなか取れにくいものです。また、クリーニング作業中は、外の水栓を使わせていただきますから、水温も低く、どうしてもアプローチが弱くなりやすいです。
15度以下の環境では、水分の乾燥やコーティングの硬化が遅くなりますから、真冬にはお勧めできません。お庭、駐車場、外階段、玄関タイルのカビ・苔の対策として、特にコーティングをご希望の場合は、温かい時期に、ご用命ください。