ウォッシュテックで規格通りのユニットバスルームやシステムキッチンのハウスクリーニングのお問い合わせをいただくと、「サイズはいかがですか?」と質問が返ってきます。
お客様にご協力いただいて、事前に、仕様書や取扱説明書、扉に貼られているメーカー品番シール、そういう手がかりから、規格サイズを教えていただくよう、お願いしております。
たとえば、浴室の扉に貼られているシールの品番の最後に「1620」と記載されていた場合、奥行き160×横幅200cmの浴室、ということになります。
サイズをお答えいただいて後、具体的な料金をご案内しています。
多くのハウスクリーニング業者は、お風呂場や台所のサイズなど訊ねません。「お風呂掃除10000円」とキリよく言い切ったり、「浴室・キッチン換気扇・トイレのお掃除セット29800円」とポッキリ価格でまとめています。
それに比べて、ウォッシュテックは、めんどくせー。と、思われる方も多いかと思います。なぜそのような面倒をさせるの?と思われるかと思います。
実はこれ、材料費などを事前に正確に算段することで、可能な限りお安くご提供したい、と考えているためなのです。
例えば浴室クリーニングで、1216のバスルームと1620のバスルームでは、壁、天井、床、手を入れる面積が大きく違ってきます。同じメーカーのユニットバスでも、小さな場合と大きな場合では、3〜4平米も差が出てくるので、使う材料の量も、作業に掛かる手間も差が出てきます。
どのサイズも同じ値段に設定している場合、実際に作業する業者は、「今回は小さかったからトクだったな、ラッキー」「今回は大きくて、材料代と時間が料金と合わないな。じゃ、その分、飛ばし気味で作業しよう」と、その都度その場で計算します。
しかし、お客様側からすれば、数千円でも余計に支払ったなら、その分値引き(キャッシュバック)して欲しいでしょう。あるいは、コッソリ帳尻を合わして適当に済まさないで欲しい、と思われるかもしれません。
ちょっとご面倒であっても、サイズで細かく料金を区切って、かかる材料や時間を事前に正確に予測しておけば、その方にとって最も適正と考えられる内容を、正当なご負担額で、ご提供できるようになります。
ウォッシュテックが他のハウスクリーニング業者と比較して膨大な数の施工例を掲載し、「ウォッシュテックの標準的クオリティ」をお客様に具体的にご提示、宣言できるのは、「採算が取れないから、おざなりでもしょうがない」と仕上がりレベルが低くブレるリスクを、なるべく事前に潰しているからです。
もとから「利益た〜っぷり」に設定しておけば、ご面倒はないのですが、ギリギリまで削って、なるべくお安くさせていただきたい気持ちがあります。やっぱ何といっても、安い方が嬉しいでしょう?
さらに。設備のサイズや材質をご自身でご確認いただく作業は、リフォーム工事の下調べとしても、とても有効です。
どんな家でも、将来的には必ずリフォームが必要です。物件の売却や購入の際にも、その知識は役立ちます。
今は「面倒だなー、無駄な手間取らせやがって」と、思われるかもしれませんが、そのお手間分くらいは十分にお得になるかと思いますので、何卒ご勘弁ください。