前回の続き。デザイナーズマンションの石のバスルーム、ハウスクリーニング後のコーティング。
床はブラジリアンスレート・グリーンですが、腰より上の壁は大理石です。白に灰色のマーブルが優雅な、ビアンコ・カラーラ!
大理石は、吸水性が高く、脆く、酸にもアルカリにも弱いので、バスルームに使用されている場合、毎日のお掃除が難しいとされる石です。
いち早く水分を下に落とし、排水と乾燥が速くし、汚れの固着を防ぐことを目的に、フッ素系のコーティングをオプションで施工いたしました。
クリーニングが一通り終わったところ。粘板岩は、水を含みやすい石ですから、ベチャーッと濡れています。大理石も、同じくベトーッと濡れて、水を弾いていません。
しっかり乾燥をして、コーティングを塗布。規定のベンチタイムを取って、硬化後。霧吹きで噴いたお水が、ポロポロに弾いてる!
染み込ませるタイプのコーティングなので、以前のようにマニキュアみたいな樹脂膜がまだらに剥がれて目立つことがありません。もちろん、安全性が高く耐久性が高い最先端な製品です!
有機溶剤など有害な物質を含まないのはイイとこなんですが、石を十分に乾かしてからでなければ塗布できず、乾燥・硬化に時間が掛かります。そこ、ちょっと難しいポイント。在宅でのハウスクリーニングには不向きかもしれません。ご入居前のハウスクリーニングの機会に出来て、良かったです。
石のおしゃれなバスルームで、どうぞ優雅なバスタイムを!