コンクリートの駐車スペースを覆った緑色の苔とカビをクリーニングし、浸透性コーティングをさせて頂いて数年後。(→カビ苔クリーニングとコーティングの様子)
ブロック塀に這うツタは更に繁茂し、駐車場敷地内の夏みかんは、幹が太くなって葉が沢山繁って何百もの果実を付ける木になりました。
植栽の葉やツタ類が大きく育つと、日差しが十分に届かず湿りがちになります。そして、樹木の養分をたっぷり含んで落ちた水は、苔やカビの大好物です。緑を優先させると、苔やカビが繁殖しやすい環境となり、コンクリートやモルタル、テラコッタタイル、陶タイルを美しく保つことは、どうしても難しくなってしまいます。
こちらのコンクリートのお庭(駐車場)もクリーニングから数年経って、すっかりコーティングが汚れに負けた状態になってしまいました。
コンクリートの立場から申し上げるとするならば、「1〜2年おきにきっちり専門的なハウスクリーニングをして頂きたい」が理想ですが、わざわざ呼んでいただいてコストとお時間を裂くのも申し訳なく、ケルヒャー社の家庭用高圧洗浄機からリーズナブルで使いやすくコンパクトなタイプをセレクト、お勧め。ご自身でたまにお掃除されるようご提案いたしました。
浴室・床フローリングのハウスクリーニングをご依頼頂いた際、「ご自分でのお掃除方法」を社長が実演。ホースと水栓の繋ぎ方、高圧洗浄機のしまい方、ホースの取り回し、どのように作業を進めれば効率が良く、都心部の住居であってもご近所様のご迷惑になりにくいか…、実際に付いて具体的に詳しくご説明いたしました。
もちろん、ハウスクリーニングで使用した業務用高圧洗浄機と比べれば、汚れの残りも見え、時間が掛かります。でも、1〜2ヵ月に1度お掃除をしていただけたなら、「苔やカビが目立たないコンクリート」のイメージを維持できるかと思います。
家庭用スチームクリーナーや高圧洗浄機など、ちょっと専門的な道具でも、ネット通販の発達により、ずいぶん簡単に買えるようになりました。でも、買って実際に自分で使ってみると、ちょっとしたことで躓くことがありますよね。ホースと水栓の接続方法がイマイチだけど何のパーツを足せばいいのか分からないとか、機械が不調なのか自分の使い方がマズイのか分からないとか。うーん面倒だ、もうイヤだ…って、急激に冷めちゃって、買ったことを無しにして物入れにしまいこんでしまうこと、ありませんか。業務用に比べればパワフルさやパーフェクト感は少ないですが、家庭用のマシンも、これがなかなか。マメにされるのなら、かなりの優れもんです。
マシンを使うお掃除の躓きポイントをキッチリ埋めていけば、敷居が高いと思われがちな高圧洗浄機も、とっても便利で楽できる道具として扱えるようになります。ただでさえ面倒で嫌な掃除なわけですから、無駄遣いも、宝も持ち腐れも、やめにしてしまいましょう!
ウォッシュテックは、汚れに関してオールラウンドな会社です。頼んだ箇所のお掃除だけしてオシマイ!このハウスクリーニングしかできませんから!ではありません。続けてご依頼いただくと、そこから関連して色々とお役に立てることがあるかと思います。