東京都目黒区のマンション。お引越し前ハウスクリーニングの一部として、玄関に張られた石灰岩のクリーニングとコーティング。
大理石よりも更に「酸」「アルカリ」「摩擦・衝撃」に弱いライムストーンのタイルに、土足歩行による汚れ、排気ガス、カビなど黒ずみ、ベタつき、汚れが付着しています。
デリケートな天然石に対して、どのようにクリーニングを進めるのか。前回に続き、その工程について。
まずは、クリーニング作業前の状態。ドア付近の「必ず靴底が触れる、もっとも汚れているゾーン」の写真。
安全性と成分解性が高く、後々まで残留しない中性でマイルドな石材専用クリーナーで、汚れを浮かし、拭き取り。床に這いつくばって汚れと石の状況を見ながら、濯ぎ水をマメに取り替え、拭き布を絞って、淡々と進めます。
石灰岩から回収した汚水。今回は、こういうバケツ水が5杯くらい取れました。泥、カビ、排ガス、油脂…濁ったチャコールグレーのドンヨリした汚れです。まさに、石の汚れを水と布に転写!した感じです。
クリーニング後、よく乾燥させて洗浄終了!
深く染みた汚れは100%除去できたとは申し上げられませんが、だいぶん薄くできました。全体にトーンアップして、石灰岩特有の貝など生物の化石の模様も鮮やかに、個性的な当初のデザインイメージに近づきました。パッと明るく変わりましたね!もちろん、触っても嫌なベタつきがなく、清潔感があります。
次回は、いよいよ最後の工程、コーティングです。