ハウスクリーニング業者たちが集まって、暑気払い。「ハウスクリーニング横浜」で検索するとかなり上位にいる者同士、同じテーブルで飲むことに。
顧客層を探り合ってみると、同じキーワードで同じ画面に並んでいるのに全くかぶってなくて一安心。ほんとに面白いほどにかぶってない!
ところで皆さん、ハウスクリーニング業者にドキドキしながら問い合わせをしてみたけど、けんもほろろに断られる、もしくは対応途中で突然に音信不通になったことはありませんか。
実は、お問い合わせされる方は「ハウスクリーニング業者は自分が選ぶ。お金を払うのだから、いかな条件でも断られるはずはない」と思われていても、業者側で「自分に見合わないお客からは逃げたい避けたい。自分に好ましいお客しか要らない」と注意深く選んでいるのです。
サービス業とはいえ、自分に好ましくない条件での問い合わせには、冷たい対応をすることが多い傾向です。(←アカンことです)
現状、首都圏のハウスクリーニング料金は、浴室・キッチン・換気扇・トイレ・洗面台・フローリング床ワックス、だいたいどこも同じ位です。
しかし、業者の持っているテクニックやパーソナリティは、それぞれ全く違います。
ハウスクリーニング業者のほとんどが超零細。そして、組織の中で上手く生きられない性分の我が強い人が経営しています。大切と考えること、できること、生まれ持った性格、すべてが「経営理念」に直結しており、お客様への対応とハウスクリーニングの施工に如実に表れます。
べつだんどの業者も不正を働いているわけではなく、自らの信念に基づいて仕事をしていますが、方向性は全くのバラバラです。
それゆえ、お客様が求めることとハウスクリーニング業者ができることのマッチングが難しく、ウマが合えばとってもハッピーで大満足ですが、合わなければお互いに不幸です。
たとえば飲食店で、同じ料金価格帯でも、
・ファミレス的に、そこそこブナンに美味しいものをあんまり考えずパッパとオーダーできる店。
・席数が少なく完全予約制、予約時に希望を出すと融通を利かせてくれて、こだわりの手が込んだメニューが出る店。
・他には無い「これだけは」という一品がある。でも、それしかない店。
・べつだん他に取り得はないけど、マスターがイケメンでトークが面白い店。
いろいろあるかと思います。どんな料理を、どんな雰囲気で食べたいのか…ガッカリしたくないならば、自分の中の好みや目的をはっきりさせてから入念にリサーチ、ここぞと決めて行かれますでしょう。
同じように、ハウスクリーニング料金が大差なくほぼ同じであっても、サービスは一律ではありません。自分の求めるサービスのイメージをはっきりさせて選ばなければ「ガッカリ」を掴む可能性は高まります。同じお金を遣うなら、自分と合いそうな業者を呼ばなければ、問い合わせや遣り取りに掛ける時間もお金も損です。
ハウスクリーニングのサイトは本当にたくさんあります。どこも一様になんとなーく「いいこと」を言ってますから、選ばれる際には分かりづらいかと思います。で、いろいろ不安ながらに勇気を出して問い合わせてみたら、華麗にスルーされたり鼻で笑われたり(←アカンことです)。感じワル!傷つきますね!
自分は、こういう人間です。自分は、こういうお客様のお役に立てます。と宣言し、多く語って自らを明らかにしている業者を選び、その業者を信じてゆだねることができたなら、そういった悲しきミスマッチは確実に減らせると思います。
ホームページは、お客様の「ガッカリ」を減らす有効な手段。そういう思いがあって、ウォッシュテックでは、考え方や取り組みを今日もせっせと書いて積んでいっています。ウソやきれいごとを並べたってしょうがない、自分たちの大切と考えること、お約束できることを本気で伝えていこう。そのことで、私たちがどんな業者か、分かりやすくなるといいな、と思って続けています。
「ハウスクリーニング横浜」という検索ワードで上位にいる業者のサイトは、やはり「業者キャラの表現」が上手だと思います。業者が明確に自分の求めるところを語っていくなら、同じキーワードで同じ商圏でも、お客の取り合いにはならない。上位表示だけのSEOで売上が確保できる時代は終わった。と確信しつつ、同じテーブルで鍋をつつき酒を呑む。