おかみ御用達食器洗い用洗剤

以前は市販の食器洗い洗剤、「ジョイ」や「キュキュット」を使っていました。洗い物は手が荒れるので、気が重い家事でした。

本当は全館軟水で石鹸で洗えたらサイコーなのですが、我が家の軟水器は浴室のみ。食器を浴室に持ち込んで床に洗いカゴを置いてしゃがんで軟水器を通した軟水で洗う…という方もいらっしゃるそうですが、私にはそれはキツイ!

ということで、ずっとゴム手袋をはめてやってました。でも、調理中に出たボウルや鍋を一つ二つ洗うのに、わざわざゴム手袋をはめるのも面倒です。けっきょく日々どこかで合成界面活性剤入りの市販の食器洗い洗剤に直接触れることになり、サカムケができたりカサカサになったり、手指が荒れるのでした。夏になるとゴム手袋が蒸れてイヤな思いをしてました。

現場に出ない日が続く方が手肌が荒れるとは、なんということ!業務用洗剤よりも主婦が使う食器洗いの洗剤の方が荒れるって、どういうこと!と、思いつつ、魅力的なCM、使いやすそうでカラフルなボトル、フレッシュな香りに魅了され、つい買って、つい使う毎日。

で、こないだ、見かねた社長が洗剤を用意してくれました。業務用洗剤用詰め替えボトル入り(笑)。

実はこの洗剤、キッチンの収納棚表面や、リビングの扉、クロスなどを拭き掃除するのにいつも使っている業務用。

業務用洗剤だからといってハードな純ケミカルなものではなく、進んだエコ洗剤です。植物性原料100%、「高濃度で飲ませても死ななかったでしょ?」と言うためだけに小さな命を苦しめてしまうような動物実験は絶対しません宣言をしている製品です。ウォッシュテックでは内装・建材・部材のハウスクリーニングに使用していますが、実は食器洗いや野菜洗いにも使えます。

油が飛んで重たくなったキッチン収納扉なんかをスキッと拭けるし、手垢で黒ずんだコンセントカバーも拭けますから、当然、イワシの塩焼きをした後のグリル受け皿も、カレーを保存していたタッパーも、手作りラー油を詰めてた瓶も、楽勝!すすぎも、とても早いです。いつまでもニュルッとしません。手も指も以前よりかなりラクになりました。

なんで今まで使わなかったのかなぁ。「やっぱし主婦は、フルーティな香りに包まれて、ビタミンカラーのボトルからチュッてスポンジに出して、モコモコの泡で食器洗うのが、シアワセってもんでしょう」と思い込んでいたからかもしれません。

確かに、業務用エコ洗剤で食器を洗うと、最初のうち少し奇妙な気持ちになります。

泡を立てる薬剤がフリーなのはもちろんですが、泡を消す添加剤が合成だから加えるとエコじゃないという考えから、消泡剤もフリーです。ですから泡がすぐに消えます。でも汚れはスルリと流れていきます。今までは、泡が無くなることが「洗剤が足らなくなったのね」のサインだったので、アレッ?となります。

合成の香料もフリーです。なので、周りにまで立ちこめるような強い香りはなく、少しだけ青臭いような原料臭があります。油汚れに反応しているときの臭いは、特にあんまりカワイくない(笑)。

しかし市販の洗剤。合成だから手が荒れるのは分かるけど、合成のクセに汚れが落ちないってどういうこった。もう私、ドラッグストアやホームセンターで、食器洗い洗剤を買わないわ。今まで買った洗剤のカワイイボトルにエコ業務用洗剤を詰め替えて、リピするわ。

dishsoap-eco.jpg

なんだか愛想なしなので、せめてスポンジをペンギンにしてみました(笑)。

日時:2010年6月 9日 AM 12:20
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