スチームクリーナーを使うときの、小技集。
まず、簡単な道具を揃えましょう。
●清潔な雑巾(ぞうきん)、3枚以上。
吸水性のある汚れても良い布。タオルでもボロきれでも結構です。
●ヘラ。
お子様のお下がりの、ねんどべらや、
割り箸を削ってヘラのようにしたもの。
太さで種類がいくつかあると、なお良し。
●使い古しの歯ブラシ、またはハブラシを大きくしたような掃除用ブラシ。
●スプレー入りの中性洗剤。
なくてもOKですが、油汚れや手垢汚れが厳しいときにあると便利です。
はじめに。
水分が染み込むとやっかいな建材、部材、
熱に大変弱いものには、使用しないこと。
樹脂ワックスがきちんと乗ったフローリングなどの床、
無塗装の白木、絨毯など広範囲の繊維はタブーです。
樹脂に使用する場合は、耐熱温度をチェックしましょう。
私は、現場でPETボトルにスチームを当て、
あっという間にクニャ!と、溶かしてしまったことがあります(笑)。
スチームクリーナーの基本動作は、
蒸気(水気)のダレを雑巾で受け止めながら拭き、一気に仕上げること。
仕上げ拭きにもなるので、キレイな雑巾を使いましょう。
常に新しい面に折り返して、清潔な布で拭きます。
スチームが手に当たって火傷をしないように
十分に気をつけて作業してください。
垂直面、水平面は、この基本動作だけで、十分です。
勝負が早いです。
洗剤無しでも、ブラシの先の毛でコショコショすると
ラクに取れてしまいますが、
うん?取れないゾ?となったら
スプレーで洗剤を吹きかけて、スチームを噴射、
いったん雑巾で拭って、スチームを繰り返し、ふやかし気味で取ります。
スプレーで洗剤を吹きかけて、スチームを噴射、
いったん雑巾で拭って、スチームを繰り返し、ふやかし気味で取ります。
サッシやユニットの隙間、排水溝など
細かい入り組んだ箇所の汚れには
ブラシやヘラを使います。
スチームを当て、ブラシで柔らかくほぐし、汚れを放り出してから、
雑巾をくるりと巻いて、まつい棒のようにスミをホジりながら
水気をこぼさないように受けながらスチームで追っていきます。
いかがでしょう。
文章だから「メンドクサッ」って思われるかな?
でも、掃除してる!キレイになった!と実感でき
とても楽しいですよ。
TVショッピングのセールスマンになったような気持ちで
「ほーら、こんな頑固な汚れも、落ちますよ〜」とか言いながら
あなたも、エンジョイ♪スチームクリーナー!