おかみの小部屋

ヘビロテの青T

ウォッシュテックのテーマカラーは青です。

社長・中島が大好きな色だし、衛生的で爽やかなイメージなので、そういうことにしています。

そういうわけで、社長・中島はもっぱら青いTシャツを着ています。

ある1日の現場で出たTシャツの量。

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汗をかいた。トイレで作業した。床に触れた。そのたびに着替えるので、枚数ドン!

青ばかりなのでいっけん着た切り雀に見えますが、実は激しくゾーニングや感染症対策をしているのであります。

サイズは4Lから6L、売っているお店が少ないので、「メーカー問わず見かけ次第ゲット」となります。

そのため、色名が同じロイヤルブルー・ジャパンブルーでも、色合いは揃いません。微妙な違い、並べて眺めるとキレイです。

黒だったら「じゃりン子チエ」のテツのタンスになるところだったです。

日時:2021年9月17日 PM 03:31
CHAT理論で上履きを洗う

以前、小学生の上履きを洗うマンガを描きました。

その後、クリーニングにおけるCHAT理論、実は小学校でやった 「食塩(あるいはミョウバン)を水にたくさん溶かす方法を知る実験」 と同じというブログを書きました。

今回はその2ブログを混ぜて、CHAT理論で上靴を洗う実例をご紹介。

まず、ビフォア!たかだか1週間で何をどうしてこうなった?ハード・デューティな上履きです。

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次!厚手のポリ袋にカーペットクリーニング用の洗浄剤を70℃くらいのお湯で溶かし、上履きを入れ、空気を可能な限り抜いて、口を結わきます。

この希釈液がCHATのC=Chemical です。

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ポリ袋は、電子レンジや湯煎調理に使えるアイラップを使ってます。

袋の留め具は、袋をねじったところを挟んで押さえるだけで一発密閉、ミスフランシスのクリップです。

お湯が暖かいうちに、靴底を挟むように持ってバフバフ押し、ポンプの要領で中の洗浄液を行き渡らせます。

ハイ!ここでCHATにおけるH=Heat(熱)とA=Agitation(撹拌)ができました。ここまで、作業開始から約3分です。

なお、我が子の現在の上履きは、呼吸ができる(蒸れない)が特徴のIFMEです。

IFMEの上履きは中敷き(インソール)と靴底(アウトソール)に通気口があるので、そのままバフバフするだけで全体に洗浄液が回ります。

このまま30分くらい放置。その間、他の家事を進めます。ここ、CHATのT=Time(時間)です。

再びバフバフとしてから、不透明でズズ黒い邪悪な汚水を流し、ポリ袋に清水を貯めてバフバフして濯ぐを4~5回繰り返し、脱水機に掛けます。

CHAT理論で洗った上履き。

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真っ白じゃないじゃん!と突っ込まれるかもしれません。

確かに映えない。ちょっと濡れてる状態で撮ってるし。

でも私は上履きで100%キレイを目指して頑張るのがイヤなんです。現場じゃぁあるめいし。

名もなき家事の負担から言葉が乱れました。すみません。

我が子の靴は10か月前後でサイズアウト、買い替えです。上履きは消耗品と割り切ります!

そして上履きに多用されるメッシュ素材は、ブラシでゴリゴリ擦っても毛羽立つだけで汚れはさほど取れません。ポリ系繊維は無数に孔(ポケット)があるような構造なので、汚れが入り込みやすく、掴んだ汚れを放しにくい。しかもIFMEはダブルラッセルメッシュという複雑な編み方です。追求せず諦めることにします!

不衛生と思われる汚れがあらかた取れたら、母はもうそれでいいっす...。

以上、最小限の体力・時間を追求するうえでは、CHAT理論は生活に有用という記事でした。

日時:2021年3月 5日 AM 11:44
ヒドロキシルで家を健康な空間にしてみた その4 レビュー評価

ヒドロキシル基発生装置でウイルス対応の空間洗浄をやってみるテスト4部作、完結編です。

「その2」では、既存の除菌消臭システムでは対応できないことって、あるよね。というお話をしたかと思います。

問題点をクリアできるのはヒドロキシル生成器です。他には無い強み、利点が際立っています。

「その3」の内容をまとめると、ヒドロキシルって、こうです。

・お日様の自浄作用を人工的に再現した仕組みなので、機器の稼働中も安全。

・広範囲に拡散する。

・感染症やアレルギーの原因菌、カビ、ウイルスに対応するデータあり。

そしてその後、3か月余が経過してしまいました。すみません。

暑い夏の間、ガッツリ使用in我が家のリビング。今回は満を持しての「居室用ヒドロキシル基生成器、レビュー評価編」です。

使用機種はこちらです。

日本の住宅で稼働させるヒドロキシル基生成器のレビューは、日本初じゃないでしょうか。

たいへんマニアックですが生活に密着してますので、ご安心ください。

Hydroxyl_hasseiki_jokin_washtech.jpg

試用期間は夏季。

エアコン稼働のため換気は少なめ。なおかつ、菌・バクテリアの繁殖力は高く、不快な臭いも発生しやすい。絶好のタイミングといえます。

ヒドロキシル、あるとないとで大違い!という瞬間、ベスト3。

★1位 魚仕事をしたとき

社長・中島の趣味は、魚の目利きと調理です。

平目だって、この通りスッケスケなレベルに捌きます。

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ほぼほぼ横須賀・東部漁港で活〆(生きた状態で尾を切りエラを除き、血液・体液を排出する処理)、内臓を除いた状態で購入するので、魚としての臭いは最小といえます。腐敗臭はもちろんありません。

でも、ま、さばく時にはニオイ、あります。クリアなお味を愉しむため、処理中に発生する臭いは仕方ありません。

そして、塩素を使います。まな板や包丁の持ち手、シンクなどに浴びせ、食中毒を防止します。

エアコンはつけっぱなし。夏の外気を取り込めば室温が上がり、虫を寄せる。これも衛生的にノーサンキューです。

つまり、魚をするときは、全く異なる性質である臭気、タンパク質と塩素(化学物質)の二本立てで居室がクサイという状況です。

ヒドロキシルをオンしてから作業を始めるようにすると、これが何にも臭わないのです!魚だから仕方ないと諦めていたのですが、すっきり解決です。ありがたや。

★2位 おうち焼肉

今年の夏は暑くて外では焼けず、リビングで決行。

空中に漂う臭いはもちろん、カーテンやラグの臭いも翌日には何事もなかったかのように消えています。

ただし、油の飛散はナシにはなりません。目には見えないサイズで空間全体に浮遊する成分はヒドロキシルに任せるとしても、見える・洗える箇所は、拭き掃除と洗濯の方が断然合理的です。

また、露出していない部分、たとえばクッションを裏向けに置いたまま・カーテンが折りたたまれたまま暴露していたなどの場合は「そこだけクッキリ」脂っこく焦げたような臭いが残っていました。

粒子が接触 → 反応 なので、確実に当てないとだめなんだなぁと実感です。

特性をつかんでからは、お肉のみならず、餃子やお好み焼きなどホットプレート生活をエンジョイできました。

★3位 安心です

コロナ禍、我が家は原則、外出後は全部脱いで洗濯→入浴というルールで過ごしています。玄関から洗面所→脱衣室→浴室と動き、可能な限り居室に持ち込みません。

それでも「なんか心配。もしかしてもしかしたら・・・」という日もあります。

そんな時はスイッチオン。

何もできないまま災難を待つようなモヤモヤ感は堪えがたいこと。ストレスフリーの水際対策、ありがたや!

このように、居室で通常通りの生活をしながら業務用レベルの除菌消臭システムを稼働できるヒドロキシルですが、この機械の担当はあくまで「臭気・菌・カビ・バクテリア・ウイルス」のみです。

集塵機能は全くなく、居室内のホコリ・ハウスダスト・花粉の質量は変わりません。

目視できる浮遊物はターゲットとして大きすぎるのです。

しかし、「目には見えない何か」に対応するシステムとしては、最強だと思います。

1)建物機能の回復が目的。

2)目的達成のため、ハイパワーハイスペックハイテクニックで迅速対応する。

これが建物レストレーションの考え方です。

建物の機能とは、例えば保育園であれば乳幼児が健やかな環境で生活し成長する・お役所であれば市民生活に必要な行政サービスを執り行う、のような「建物の役割」のことです。

事件・事故・水災・火災などトラブルはさまざまですが、建物機能が失われたとき早急かつ的確に対応できなければ災害規模は大きくなります。

また、確かな結果を求められるので、作業はきわめて科学的で合理的です。機器にセールストーク・イメージ・ブランディングは一切なし、スペック一本勝負です。

住宅におけるリビングの機能は、日常生活の雑多な用事をあれこれをしたり、くつろいで過ごす場所かと思います。家の中心的存在で面積が広く、最も稼働する居室ではないでしょうか。

日常の暮らしを止めない。居室としての機能を保つ。

ヒドロキシル基生成装置は、建物レストレーションの考え方に即した住空間洗浄システムといえます。

日時:2020年10月13日 AM 11:05
CHAT理論の「A」Agitationの正しい解説

CHAT理論、ご存知でしょうか。

クリーニングにおいて、汚れを除くための方法論をシンプルにまとめたのが、CHAT理論です。

C Chemical

H Heat

A Agitation

T Time

その頭文字を取って、「チャット」と読ませます。

ケミカルは化学的アプローチ。洗剤です。ヒートは熱。タイムは時間。

...アジテーションって何でしょう?

2020年9月現在、検索すると1位に出てくるのが日本経済新聞の2019年11月19日の記事です。「方法」と訳されてます。

以下、「摩擦」「擦る」「物理力」と訳されているサイト。

CHATを基本にクリーニングを学ぶ国際認定IICRCで6つの資格(2020年現在)を持つ社長・中島は言います。

「どれもチガウ。しっくり訳せていない。」と。

門前の小僧としてIICRCのCCTとOCTの2資格を得ている私も、そう思います。

なので、今回はCHATのA、アジテーションの解説です。

小学校で食塩やミョウバンを水に溶かしてみよう...なるべくたくさん溶かすには?という実験、どなたもされたことがあると思います。

CHAT理論、実は日本人なら誰でも習う、ミョウバンの水溶液を作る実験と同じことを言っているのです。

温めて、グルグルかき回して...もうすこし時間を掛けてやってみよう。ほーら、冷水に放り込んだだけより、たくさんの量を溶かせたね!ということです。

この、「グルグルかき回す」がズバリ、 Agitation です。

正しい解釈は「撹拌」。ようは、汚れと混ぜ合わすという意味です。

CHAT理論は、ぜーんぶやったら最強だ!最強万歳!という考え方ではありません。

現場の状況から判断し、要素を補い合わせ、そしてベストの結果を導き出せ!という考え方なのです。ここ、大部分の人が誤解するところです。

例えば、時間に制約がある、熱を加えられない材質、薬品に弱い部材...さまざまな現場がありますよね。「押して駄目なら引いてみな」の要領で、熱がダメなら時間を足しな、のようなことです。

つまりCHAT理論はそれ自体、初歩的かつシンプルな思考です。プロフェッショナル感を出して、もったいぶるほどの難しいものではない。

だから、知識があっても、さほど現場対応力が上がるわけではありません。そんなの知ってても、目の前の困った汚れは落ちない。

重要なのは、どの現場にどの要素をどのくらい?という判断です。

ここで、摩擦・擦る・物理力といったゴシゴシ路線で解釈した人たちの誤りが明らかになります。

CHAT理論を正しく解釈するならば、ゴシゴシこすりまくらなくとも、汚れが落ちるということです。

力を入れてガッシガッシ擦っている時点で、汚れに対してケミカルが効いていない...つまり正確に判断できていない...と、証明しているようなものです。

炊き込みご飯のシイタケやささがきごぼうをご飯にまんべんなく合わせる、なみなみ入ったコーヒーにミルクを溶かし込む、クレンジングを頬や瞼に馴染ませる、育毛剤を頭皮に揉み込む...そのような動作がアジテーションです。

いづれも、ゴシゴシ、ガシガシやったら台無しです。

かけ離れた動作をすれば、目的とは違う結果に至ります。クリーニングで言えば、「汚れは落ちてない。擦っただけ。」という結果です。

生活・家事・お掃除関連のコラムニスト・アドバイザー・ライター・ジャーナリスト・芸人のような方々がCHATをハテナなニュアンスで語るのは仕方がないことです。体系的な学習と現場対応経験が無い中、他から情報を得ようにも正答が無いんですもの。

しかし一方、現場を請ける私たちは「理論を正しく行使し、求める結果を出す」ことが仕事です。Agitationをゴシゴシ系と解釈している清掃業者は、実害が大きい。目的を達せず出費するリスクが高いわけです。候補から外す方が宜しいです。

日時:2020年9月25日 PM 12:48
我が家の空間除菌 その3 ヒドロキシル基発生装置とは

ヒドロキシルで消臭除菌 in 我が家のリビング4部作。今回は第3部です。

▼以前のブログ

1)家電の防カビ・消臭・空間除菌では、薄味すぎる。

2)業者が行うオゾンでは、人体や精密機器にリスク有り。

▼私が求める我が家の空気は、こうです。

・安全第一。 → 生きもの、モノに対しての危険を避けたい。

・人が常にまとっている布や髪に付いた不浄な物質にも対策したい。 → 人がいる状態で常時稼働できる安全性。

・臭気と、アレルギーや感染症の原因となるバクテリア、細菌、カビ、可能であれば更に小さなウイルスも除去したい。 → 見えないものに対しての機能と効果を感じるもの。見えない細菌・カビ・ウイルスに対しての具体的データがあるもの。

安全性と機能に矛盾がない方法を検討しまくった私が、清水の舞台から飛び降りる気持ちでゲットしたのが、こちら「odorox(R) OH Air My Space」ヒドロキシル基発生装置です。

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決定打となったのは、こちらのデータです。

全部掲載ははばかられるため、メーカーの取説をトリミングし、ジャパニーズに翻訳してます。

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この表で私がシビれた点、3つ。

1)アスペルギルスを99%アタック。

アスペルギルスは真菌の一種で、日常そこいらに居て普通に吸い込んじゃってるんですが、免疫力が低い状態(たとえば子供、罹患中、妊娠中など)ではいきなり強い作用を起こす菌です。

普段シラーっと静かにしているんだけど、こっちが弱った時にグワッと殺しにかかってくるような恐ろしさがあります。

しかし、健康な青年壮年にはほぼほぼ影響なしの日和見菌でありふれた存在のため、日本ではその毒性をシリアスに語られることは少ないです。

「カビは体に悪い」と言いますけど、何がどう悪いのかあまり知られていません。日本人は味噌や納豆と馴染み深いので「体に有用な菌もある。菌など、さほど怖くない」と考える方がほとんどかと思います。

しかしもし、自分や自分の家族が何らか病を抱えたり、体力・抵抗力が低下した状態だったら。菌に対して無防備であることは命取りです。

暴露時間が他と比べて長い、つまり、アスペルギルスはダイハードな菌ということです。なかなか死なない。アスペルギルスに対処できるというデータがあるということは、除菌機能の高さの裏付けとなります。

2)ステンレスと綿布、2通りのデータを見れる。

前回も書いた通り、私たちは服を着て布団で寝ます。そして、紙幣や書類と接触します。

拭き取れない、洗い流せない、捨てられない、そういうものが日常生活や経済活動の中にはたくさんあります。

この製品には、固くてツルツルしたステンレスと比較する形で、綿布のデータがあります。

素材による差異にノーコメントの製品がほとんどの中、どのくらい暴露させれば除菌できるのか具体的に把握できるのは安心です。

3)ウイルスのデータもあり。

マウスノロウイルス、インフルエンザウイルスAなど、身近な感染症ウイルスへのアタックデータも記載されています。

ウイルスに効果が出るということは、粒子が大きいカビ・細菌、更に大きい臭気(例えばペット臭、生ごみ臭など)なんか屁のかっぱで処理しまっせという裏付けになります。

その他、他製品には無い利点。

●ヒドロキシル基による空間洗浄は、自然界の浄化方法と同じ。太陽が当たる、森林の中にいる、そうするときれいになる...という感覚に近い。自然と同じ浄化作用を人工的に作り出している。

●生成機器内で様々な波長の紫外線が照射され、太陽が作用するのと同様のヒドロキシル基が発生。連鎖的に持続作用し、50平米の居室に対応。

いびつで毒性が強い除菌方法ではなく、機器付近のみではなくお部屋全体に拡散できるのが良いですね!ヘルシーであります。

この特徴により、

・有人の居室で生活に支障なく24時間稼働できる。

・エアコン稼働中、防犯・構造・プライバシーなどの理由から窓開放での十分な換気ができない居室に有効。

新しい生活様式が求められる、withコロナ2020年の夏に最適と見た!

実際の使い心地は、次回!

日時:2020年6月17日 AM 11:45
ヒドロキシルで家を健康な空間にしてみた その2

ヒドロキシル基発生器を購入した我が家の使用報告会inリビング。その2です。

→その1 空間洗浄系の家電と比較

▼こちら、我が家のヒドロキシル基発生器です。

Hydroxyl_hasseiki_jokin_washtech.jpg

それでは、業務用の除菌はどうなんでしょう。

新型コロナウイルス関連の報道映像で、防護服を着た作業員が、保育園のオモチャひとつひとつ手に取り、アルコールで清拭するなど、クラスター発生現場における除菌作業の様子をご覧になったことがあるかと思います。

今そこに付着しているコロナウイルスは死滅するにしても、室内環境はさほど変わっていない...建物の機能を一定期間停止しても、再び人の出入りがあればどうなるのだろう。

あるいは、高濃度オゾン発生装置を用いた除菌システムが有名でしょうか。

高濃度オゾンのアタック力は凄いようです。しかし、ブーメランみたいに私までアタック。

人体では、喉や目などの粘膜が痛む、頭痛、胸痛などが生じるリスクがあります。モノに対しても、金属や樹脂の腐食、皮革がボロボロになるなどダメージリスクがあります。

したがって、人や動物が空間にいる状態では除菌システムを稼働できません。全員室外に出てからスイッチオンです。そして、一定時間以上の稼働はできません。

電子機器や天然素材の家具などは全てビニールシートで養生します。オゾンを浴びてない箇所が室内に点在するということです。

オゾンとアルコールを併用することでクリアできるかも。しかし、ここでも「再び人の出入りがあれば、もとのもくあみ?」問題が浮上します。

ここで質問!

住空間の中で、もっとも臭いが付きやすいものは何でしょうか?

答え:紙や布などの繊維

顕微鏡で見るとスカスカの繊維の束が、紙や布です。

実は表面積がメチャメチャ大きいので、いろんな物質を吸着しやすい。特に紙は洗剤を使って水洗いもできないので、付いた汚れは「全く除去できない」ものとします。

友達から借りてきたコロコロコミックが、その子の家の臭いだ。古新聞がカビくさい。お下がりの子供服がダウニーなフレグランス。あるあるですね!

臭いは、肉眼では見えない小さな物質です。

延長線上には、カビや細菌があり、さらにはウイルスがあります。

目に見えない微粒子については、「臭い(臭気)」と同じ傾向として捉えると、対策をイメージしやすいです。

ヘンになったら、棄てりゃあいい。そういう物もあるでしょうけど、重要書類や高価な本、カーテンやカーペットなどは置いておきたいですよね。

そして、日本の住宅には、襖・障子・畳があります。サッと拭き取れば汚れオフ!のような固い内装ではないのです。

さらには、人は必ず繊維をまとっているのです。服を着て布団で寝るのです。髪の毛も臭いを吸着しやすいですよね。

そんなわけで、人そのものの表面積は、ウイルスのサイズからすれば広大。足場がいっぱいです。

建物の機能は、人間が建物空間内で何らかの活動をすることで成立します。

たとえば、整体院やサロンでは、人の体に近づけない状況であれば建物として死んだも同然。保育・学童施設は子供たちが健康に過ごすことが建物としての機能です。飲食店、美容院、医院、学校も。人が中で活動しなければ建物として機能を失います。

住宅もそう。ご飯食べたり眠ったりお風呂入ったり喋ったり、家族と同じ空間で健康に過ごすのが我が家。それができなければ住居としての機能はありません。

人と建物を隔離して強力な除菌をしても、あんまし意味がありません。

だって、人は細かい微粒子を大量にまとっているのです。

その人が、空間に入って活動することで、建物は機能する。

妥協せず我慢せず建物の機能を損なわない、とすれば、

・人が活動している中で稼働できる(人は見えない微粒子をまといやすいものと隔離できない)

・目的(空間内の空気を健康に保つ)到達点が高い

・安全性が高い

この3点を満たした空間除菌システムこそが必要である、ということです。

私はアレルギー体質で常に鼻をグズグズさせてます。子供は1歳から保育園にお世話になっていたので、四季折々様々な感染症の水際対策に踊りまくってきました。

その悩み深い中で虎視眈々と空間除菌システム動向をウォッチし、模索していました。

とはいえ模索中、現状ある空間洗浄システムを突き合わせて「結局、詰んでるじゃん!」と見て見ないふりをしてきました。

しかし、このたびの新型コロナウイルス感染症の一連の流れから、行き詰っている場合ではないな!いざ行動!と褌を締め直しまして、ヒドロキシル発生器導入に至ったということです。

長くてすみません。また続きます。

ヒドロキシルとは何なのよ?

ヒドロキシルをリビングで稼働した評価レビュー

日時:2020年6月 3日 AM 08:55
我が家の空間洗浄 ヒドロキシル発生器で除菌・消臭してみる

当ブログのタイトルは「おかみの小部屋:別館」です。

本館はココログで2005年10月開設されましたが、うっかりミスでデータ消失(悲)。そのため現状、アネックスオンリーでブログ運用中。

おかみの小部屋:本館は、私の業務と日常生活の徒然が主体でした。手作り石けん、イチから勉強したハウスクリーニングについて新鮮と思った出来事、それを1コマ2コマにしたマンガ軟水生活導入からの体験談...。

今回は久々、「おかみの小部屋」らしい内容を。

みなさんのおうちに、空気清浄機や室内空間対策家電はありますか。

我が家は、ヒドロキシル発生器を設置しています。

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ヒドロキシル空間洗浄機という言い方の方がスマートでしょうか。アメリカからやって来た業務用。しかしながらサイズはハンディで50W未満。日本の家庭で稼働しても一切問題なしです。

使用目的は、臭い・カビ・バクテリア・ウイルスなどを含む不浄な空気を洗浄することです。

そして、室内にある(いる?)ものの表面を清浄にすることです。

日本の家電にも、良いのがあります。ナノイー、ナノイーエックス、プラズマクラスター、などなど。オゾン系の製品もたくさん出てますね!

しかし、部屋全体が効用で満たされるかといえば難しいです。放出する物質が運よくターゲットに当たればいいけど、なにしろ出てくるタマが少ないです。タマの勢いも弱い。

空間洗浄を説明するうえで、私がよく例えるのが「塩味」です。

塩は、過ぎると塩辛くて食べられない。そして体にも悪い。

健康意識高めで塩味ミニマムにすると、美味しくない。

塩の効果を正しく得るには、相応の濃度が必要ということです。感じないほどの濃度では塩分を摂ってるとはいえません。

現状ある「おうちに置ける」除菌システムは、除菌・消臭の効果を得るには相応の濃度が必要だが、高濃度だと危険が生じる、ゆえにリスクが生じない程度のパワーに留める、という製品がほとんどです。

有名家電メーカーの製品は、たいてい除塵・エアコン・加湿など他の機能と併用なので、塩味は薄めだけど旨味や酸味で補ってバランスがいいお味になってます、ということかと思います。

しかし、目的が「不浄と思える室内空間を健康に保ちたい」それ一本とすれば、他の機能が付帯しているぶん高額といえます。既にエアコンや除塵の家電がある我が家では役割がダブってブレます。

長くなったので、続きます▼

空間除菌の家電はちょっと薄味すぎて足らない気がする。ならば、今メジャーな業務用の除菌はどうなんでしょう。

日時:2020年6月 1日 AM 08:39
石けんカス汚れをカット 洗うための水道水×育児サイトOPEN

実は当ブログ、2005年1月ココログで始まりました。

鮮明な写真を何枚も載せるなど(重すぎて閲覧不能に!)めっそうもないココログ時代。私の(モノクロで超データが軽い)業務マンガや石けんづくりなど、ほんわりしたブログでした。

軟水器導入の2005年10月以降、軟水生活についての記事をたくさん書きました。とにかく自分のお世話が劇的にラクになったので、その都度アウトプットしとりました。

ウォッシュテックの浴室クリーニングの施工例で最も多く掲載している「水垢」。

カサカサと白くくすんだ膜が覆えば、バスルームもキッチンもトイレも年取った印象になりますね。スポンジや洗剤のお掃除ではビクとも変わりません。力任せに擦れば、ユニットバスが傷つきます。石のように硬いのです。

あるいは、白っぽくネトネトとへばりついて脂っこい石けんカス(ソープスカム)。カビや臭いを寄せて不衛生です。

これら汚れは、水道水の中に溶け込んだカルシウムやマグネシウムと深い関係があります。

これら汚れは、お風呂場やキッチンのシンクだけにあるものではありません。水道水で洗う環境、全てに発生します。

そうです。肌、髪、洗濯物にも。くるんでいます。ピターっと。

知っておかれると、いろいろラクになると思います。

ウォッシュテックのお客様は、

・水まわりの汚れがキビシイ。

・肌がおむずかり気味、ゆえの石けん派。

の方がとても多いと思います。

「なんでウチはこんなに汚れるんでしょう。どうしたらいいでしょうか。」

のご質問に、きちんとお答えしようとすれば、とても長くなってしまいます。実は汚れのことも肌のことも地続きで、できれば全部言いたい。詳しくはwebで!そんなサイトが必要だと思いました。

私の生活ではもはや当たり前になってしまいましたが、まだまだ語ってゆかねばならない...かくしてこのたび「おかみの小部屋:別館」開設15周年アニバーサリーとしまして、旧ブログ(更新時のミステイクで既に消えちゃいました...泣)を再編集、レスポンシブに改修。

「硬度ゼロの軟水で、赤ちゃんをお世話しました」本日公開いたします。

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私の日常を赤裸々に語ってます☆

日時:2019年12月18日 AM 11:54
おかみの靴下コレクション2017春

中古マンション中古戸建の、ご入居前空室全体ハウスクリーニング、シーズン真っ盛り。

社長・中島は、ハンドポリッシャー用ブラシなどオーダーメイドの道具をサックサク稼働させて、現場をモリモリ遂行中です。

今回は、社長ではなく、ワタシの「たいせつな現場の相棒」をご紹介。テクニカルとは何ら関係のないお話なので、お気楽にご覧いただければと存じます。

靴下です。

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足袋。草履。水玉。黒猫(刺繍)。「イーッ!」っとなるほどトゥーマッチな靴下。

春めいてきたとはいえ、芯から冷え込む「居住者不在の家(空き室)」では、この靴下では薄すぎる。

そんな場合には、この靴下。

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パイル地!オカメインコ!写真には写ってませんが、折り返し部分はモコモコです。イッツトゥーマッチ!

ウォッシュテックの現場は、ほぼほぼ室内です。外構や土足歩行の床もあるにはありますが、だいたいはお客様のお住まいに上がらせていただいて、作業いたします。つまり、靴下まる見え状態なんですね。

はじめてお伺いするお客様宅。

実は私ども、お客様が思われる30倍くらい、緊張しています。どんな方か分からない、どんなおうちか分からない。そこにいきなり入らせていただいて、結果を出して、お金を頂戴するわけですから、それはものすごく勇気のいることです。そんな現場が、ちょこっとあったまるきっかけをくれる、それがこの靴下たちなのです。

靴下ひとつといえど、同じ履くならボケなきゃソンソン。

なお、これら靴下は、巣鴨地蔵通り商店街の「マルジ」さんでゲットできます。メイドインジャパンの技術が結集した靴下多数。健康からオモシロまで、なんでも揃って素敵なお店です。

日時:2017年3月17日 PM 05:07
着色料無添加ということ

私は、生活クラブ生協の組合員です。

生活クラブは、平牧三元豚で有名な生協です。でもやっぱり、その最たる魅力は、添加物をなるったけ削減しつつつ市販品っぽいラインナップが豊富であることかと思います。調味料・お菓子・冷凍および加工食品の「生活クラブ独自開発品」は、すごく情熱的に添加物がカットされています。

しかし結局、10年以上、毎週毎週頼んで食べ続けている理由は、「すごいおいしいから」です。とても「ちゃんとした味」がするんです。

例えばこのフルーツキャンディ。

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国産の糖類と果汁のみを使用、香料・着色料は無添加。

写真左上の赤いのがイチゴ、そこから時計回りに桃・リンゴ・巨峰・メロン、で中央がミカン。

って、イチゴ以外、見た目ぜんぜん何味かワカリマセンよね!ぱっと見、見分けがつきません。

「私は〇〇です」に、色は必要です。識別・ラベル・タグ・レッテルとして、色はもっとも即効性がある合理的な手段です。

ためしに子供たちにこのキャンディを差し出すと、めちゃめちゃウケが悪いです。香りや色が無いとサッと選びにくく、自分の思惑と「間違い」が起こる可能性が高い。したがって、よく見ないといけないし、よく味あわなければならないのです。(それは、めんどくさいよね!)

しかし、「国産のビートグラニュー糖」「国産馬鈴薯から作った水飴」と、「国産の果汁粉末」の素材の味わいを前面に出すとすれば、着色料と香料は「ノイズ」でしかないのです。

シズル感たっぷりの果実のイラストの袋に入った、香料フワンの色クッキリのフルーツキャンディをEASYとするならば、生活クラブの飴はHARD。しかし、本気バッキバキのフルーツキャンディというのは、嫌味なく口の粘膜にやさしい。私は好きです。

このサイトの表紙に「ウォッシュテックが使っている洗剤は、99.9%のハウスクリーニング業者が使っている業務用洗剤とは全く違うラインナップ」で、それらのほとんどは「無着色」と書いてます。

フルーツキャンディも洗剤も、同じです。

使い間違いを避けるために、日本で出回る業務用洗剤の99.9%は、着色料と香料によってラベリングされています。

しかし、その色と香りに「洗浄機能」はありません。ただただ「私が何であるか」を示すための目印なのです。

当事者が、どんな何かが正しく把握できるなら、識別(ラベル)としての添加物は要らないのです。

「重曹・セスキ・炭酸塩・クエン酸の水溶液で掃除する」や「尿素の水溶液でスキンケアする」ブームも、それに該当するのかなーと思うのですが、一時爆発的に賛同されたものの今は下火ということは、やっぱり、そのバリエーションだけでは満足できない、機能の物足りなさやシステムの行き詰まりが発生しているからかと思います。

ウォッシュテックが現場で使う洗剤は、色も香りもない液体が数十種類。それら「パッと見ナゾ」の無色透明の液体、それぞれに明確な役割があり、的確な量を行使する。そんなハイパーなオペレーションは、色と香りで洗剤を識別している人にはできません。それゆえに、他には無い仕上がりに到達することができるのです。

色と香りは、人によってはきわめて合理的な識別方法です。しかし、高度な素材を的確に区分できる人からすれば「なくていい。むしろ、無い方が分かりやすい」ということになると思います。

日時:2017年2月15日 PM 12:36

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