トイレ便器 ウォシュレット
トイレの手洗い 蛇口根元の茶色とボウルの水垢をクリーニング
東京都目黒区のマンションにお住まいのお客様より、トイレクリーニングを承りました。
2015年頃からこっち、都心にあるマンションのトイレは、タンクレスが主流です。
タンクレストイレとは...便器の背後にタンクがない、タンクの上に手洗いボウルがない、壁際に手洗いボウルが設置されているトイレです。高級感があります。
このトイレの壁際の手洗い、実は汚れやすい環境にあります。
出来てくる汚れ・付いている汚れは洗面台と似通っているのですが、
・水流が穏やかなので、ザンザン水を流せない。汚れが残りやすい。
・限られたスペースに設えられるので、ボウルが小さい。小さい中に、排水や水栓が入り組んでいる。
という 「掃除しにくい」 形状なのです。
「トイレで用を足したあとは、チョチョっと手を濡らす程度に流して、退出」が多数派ゆえのこういったデザインなのかもしれませんが、
コロナ禍を経た今、「トイレの後の手洗い?たまに?濡らす?程度だよ?」は心配で、けっこうガッツリ手洗いボウルとしてお使いになる方が増えているんじゃないでしょうか。
つまり、「トイレの手洗いが特に汚れてるんです」と添えてウォッシュテックにトイレクリーニングをご依頼くださる方が増えてます。
こちらが、トイレクリーニング後の手洗いボウル。
ステンレスの水栓がキラッ!
排水のステンレスもキラッ!
陶器が、なめらかにツルッ!
水栓の付け根にこびり付いていた茶色くて濁ったカリカリ汚れが一掃。材質それぞれのコントラストがクッキリ明瞭です。
陶製ボウルに膜のようにこびり付いていた水垢は、ペロンと一皮むけたように除去。一点の曇りもない白色、釉薬のガラス質が瑞々しくプルッ、清潔さをアピールです。
なお、マンションのトイレは窓ナシが一般的です。
つまり、光源はクリーニング前とクリーニング後、全く同じ。
撮影はスマホをオートでパシャっとするだけです。
しかし、二枚の画像を比較しますと、クリーニング前は、手洗いボウルが黄ばんで撮れています。
天井の明かりが、汚れたボウルや水栓に吸い取られて、更にくすんでボンヤリ見えちゃうということかと思います。
トイレクリーニングしてみて初めてわかる 「汚れた便所は、どんより暗い」 という事実です。
掃除しづらいところは、汚れが蓄積しやすいところです。
長期にわたり蓄積した汚れを一掃し、本来の美しさや清潔さまで回復することは、アッサリ簡単に、とはいきません。
ゆえの、ウォッシュテックがおります。
ウチも印象一変してみたいなーと思い立たれましたら、ぜひお気軽にお声掛けください。
年末大掃除のご予約もチラホラ。年内ご希望の方はお早めにお願いします。
日時:2024年10月21日 PM 03:59
トイレ 手洗いボウルと水栓の水垢汚れを除去し清潔に
横浜市のマンションより、トイレクリーニングをご依頼いただきました。
手洗いボウルがタンク上ではなく横、壁際にあるタイプです。
トイレ室内に設置された手洗いボウルは、スペースの都合上ミニサイズ。水栓も小さく短く固定です。
水で指先をちょちょっと濡らして、ペッペッと指で弾いて、オシマイ!のような動作を想定されているのかなーと思います。
そんなわけで、汚れや水が飛び散って汚れやすいながら、チマチマとしてて掃除が面倒なのですよね。
気付けば、ステンレス水栓は白や灰色のマダラに。
陶器のボウルはカサカサ。黒ずみや黄ばみがシミのように取れません。
これ、お客様の目線になってみたら、手洗いをためらうレベルの不潔感なんじゃない?
そして、ウォッシュテックにトイレクリーニングをご依頼下さることに。
クリーニング後の手洗い水栓ボウル。
水栓金具はメタリックにキラッと輝き、陶器はツルッ滑らかなガラス質に戻りました。
黄ばみ、黒ずみ、染み、ムラ、くすみ...固着した汚れを的確に除去できれば、このように健全なコンディションに回復できます。
汚れにくるまれて本来の質感が失われると、ものすごく不衛生に感じる。手洗いした方が手が汚れるような気すらする。
であればこそ 「衛生陶器」 はキラッツヤッをキープしたいものです。
コロナ禍を経て、感染症対策としてトイレ後の手洗いを丁寧にされる方も多くなったかと思います。
掃除をしてもすっきりしない、こびりついてどうにも変わらない汚れをクリーニングで一掃されて、衛生的なトイレでお健やかにお過ごしください。
日時:2023年11月 3日 AM 11:12
トイレ手洗いボウルのカサつき・くすみ汚れ 光沢と清潔を回復
トイレ、木目調のカウンターに設置された手洗いボウル。
洗面台よりも一回り小さい陶製が多いです。
洗面ボウルと同じように 「カサカサ・濁り・くすみ」 が固着しやすい箇所です。
同じ画像をズームで!
モジャモジャした白いムラが、無作為に重なっていることがお分かりになるかと思います。
金属の水栓にも、同様に白いカチカチの水垢が付いています。
この汚れは、水道水の中に溶け込んでいるカルシウム・マグネシウム・シリカなどのミネラル(鉱物)が原因です。
水は、色んなものを溶け込ませる性質があります。地下にある石・岩・砂を通過した水は、石や砂の成分が溶け込んでいます。そのミネラルウォーターが水道水の原料。
なので、水滴がその場で乾くと、溶け込んだミネラルが干上がって残ることになります。で、水垢汚れとして、目に見えるようになります。
感染症への意識が高まってより現在、トイレでしっかり手洗いをされる方が増えているかと思います。また、在宅時間が増え、家族それぞれゴシゴシ洗って、パッパッと手を払って...と、稼働率アップかと思います。
だからでしょうか、ここ数年、トイレの手洗いボウルの汚れにお困りの方からお問い合わせが多いです。
トイレクリーニング後の手洗いボウル。
側面、底面ともに陶器本来の光沢が回復。
トイレの照明って、なんだか少し暗めが多いんですよね。クリーニング後は、ワット数はそのままでもボウル全面が真っすぐ光が跳ね返すようになって、明るい雰囲気です。
同様にズームで。
ビフォア画像と比べてご覧ください。ボウルにも水栓にも白い膜のように覆ってへばりついていた水垢がなくなっています。
実は、ウォッシュテックご依頼頂く以前に、固くこびり付いた水垢くすみ汚れに悩まれて、けっこうガンガンお掃除をされていたそうで、クリーニング後、その動作そのまま細かな傷が見えるようになりました。
お悩みの根源であった水垢はツルンと滑らかに取れてます。しかし、おりゃー!ガシガシガシ!と擦られた跡は残ります。ご自身のお掃除、深追い厳禁と思います。
しかも、おりゃー!と掃除されてキレイになったのならいいですが、水垢はきれいにならず、くすんだままだった...それが常かと思います。
なぜなら、水垢は、物理力ではほどけないタイプの汚れであるからです。
パサパサにくすんで、暗い印象の手洗いボウルになっていたら、ウォッシュテックにご相談ください。
清潔で美しい手洗いボウル含め、お気持ちよいトイレに整えに参ります。
日時:2022年2月14日 PM 01:59
トイレの手洗いボウル 陶器の水垢くすみ・カビ汚れをツルンと清潔に回復
トイレクリーニングの対象箇所、「便器・シャワー付き便座(ウォシュレット)」は分かるけど、手洗いボウルって何ですか?というご質問を頂いたので、書かせていただきます。
トイレの手洗いボウルは、この部分です。
トイレタンク上にあっても、便器の横あたりにあっても、トイレで用を足した後に手を洗うところは手洗いボウルです。
トイレタンクの上にある手洗いボウルは、けっこう汚れているのです。
同じ画像をズームで▼
水垢でカサカサくすみ、トイレ室内には常に水分がある関係上、カビも見られます。この画像では、白い陶器の表面に点々と黒く見えるのがカビです。
トイレでは、服をゴソゴソしますよね。そしてトイレットペーパーもカラカラします。
そのことから、トイレは案外ホコリが多い空間です。手洗いボウルに降り立ったホコリが、水道水の雫に重なり、カルシウムやシリカにくるまれるような形で干上がる。すると...
「あれっ...これ、埃っぽく見えるのに、拭いても全然きれいに取れないわ!このモヤモヤした黒ずみ、気になるわ~」という汚れになります。
おそらくここでメラミンスポンジを使われる方が多いかと思います。しかし、陶器に膜のように固着した水垢は、ほぼ変化なしかと思います。
近年は、軽量かつ安価という利点から、樹脂製ボウルも多くなっています。メラミンスポンジで力を入れて擦ると、傷ついて質感の差が目立ち、さらに強固な水垢が固着しやすくなるという「好ましくないループ」に陥る可能性が高いです。なにとぞお避けください。
トイレクリーニング後のトイレ手洗いボウル。
表面の質感、トゥルッと滑らかに回復。ヌラッと輝く釉薬(うわぐすり)の光沢が美しいです。
蛇口(水栓)もご注目。
ステンレスのメッキがモヤモヤと濁っていましたが、キラリと鏡面に。ボウル中央の流れ込み部分の穴はもちろん、ボウル側面に映り込んだ穴まで映り込んでいます。
水栓のメッキは、実はとても繊細です。目に見えるあのステンレスっぽい質感は実は薄い膜で、とても弱いです。汚れが長期間に亘り付着していると、汚れによって腐食が進み、突き破る形で脱落することもございます。
こちらのトイレの水栓は磨いて回復できました。しかし、いったん劣化で侵されたメッキは回復しません。従いまして、なるべく早めに手を打たれることが得策です。
▼一応ながら、同じ画像をトリミングしてズーム。
上のビフォア画像と見比べてみてください。
水垢や汚れが付着している陶器は、水を弾いたように見えるはずですが、クリーニング後の陶器は表面は何も付着していないニュートラルな状態ですので、水滴はフニャっと形が崩れて流れてゆきます。
トイレのタンク上にある手洗いボウルは、グイっと手を差し伸べねば届きません。指先を濡らしてピッピと水をはじくだけ?全く洗わない?そういう習慣が身に付いている方も少なくありません。
不衛生だから手洗いしておくれ!と頼んでも「だって、手洗いボウル自体が汚いじゃん。手前の便器が邪魔で、足が触れたらイヤなんだよ。」と返される。ならば...
ぐうの音も出ないトイレにされてみてください。
日時:2020年5月25日 AM 10:44
トイレの「置くだけ洗浄芳香剤」の話
※この記事は、2010年3月3日の内容に加筆修正したものです。
トイレのタンク上にある手洗いボウルの置いたり、タンク内部に沈めたりするタイプの水洗トイレ用の洗浄&芳香剤。
フッ素、親水、無色、リキッド、漂白、固形、液体…さまざまな種類が、ホームセンターやドラッグストアにズラリ売られています。
トイレクリーニングに入らせていただく際などに、その普及率の高さに驚きます。
便器に頭突っ込んで、あるいはタンクに手を突っ込んで、目視確認すると、継続使用によって「危うい状態」に陥っているトイレがとても多いです。
そのため、ウォッシュテックでトイレクリーニングをご依頼くださるお客様には、ほぼ必ず「使わない方が健やかに保てます」とお声掛けしています。
トイレの洗浄芳香剤ユーザーで見られる現象は、おおまか下記の3方向です。
現象1)
いったん溶けた成分が再び固まってフレーク状になり、便器フチ裏の水が出てくる穴、タンク内部に詰まる。
現象2)
界面活性剤や洗浄成分を含む水が常にずーっと便器の表面に触れていることになるので、釉薬(つるつるしている層)の表面が荒れ、経年劣化が加速。防汚加工、コーティングがされている便器の場合は、加工の効果持続期間が短くなる。
現象3)
水色タイプの場合は、素材を色素で染める。現象2と重なることで、より深刻な状況に近づく。色素によって深く染まった場合は「汚れ」ではありませんから、洗剤でほどくことができません。したがって、いかなハウスクリーニングの技術をもってしても色ムラを復元することは困難です。
文章だけだと分かりづらいので、お写真を。
給水タンクの中。
底部にザリザリがちがちに固まった洗浄芳香剤が溜まっています。
カビとヌルヌル、ものすごいわー。
界面活性剤が溶け込んだ水に、カビを防ぐ機能は無い。だからカビカビになるのは理解できるのですが、
数百件トイレタンクをフィールドワークしてみると、むしろ何も入れない方がカビが少ないのです。なぜだろう。教えて化学のひと!(汗)
※
ちょっと調べてみたんですが、界面活性剤を好む菌というのも世の中におるらしいです。そういえば!洗剤を詰め替え容器につぎたしつぎたし3回くらい足していると、ボトルにカビが発生することがあって、「なんで?キモ!」と、以来、使い切るたびボトルを洗浄するようになりました。あっアイツか!と納得です。
※
こちらは、別のトイレの便器です。
しっかりとフチ裏に届くブラシでガチガチ汚れを酸でほどき、その後ブラッシングして、きれいな水を流す、を繰り返します。
すると、穴に詰まっていた水色の破片が、ボロボローっと砕けて落ちてきます。
この便器は、新築から継続的に5年間ほど洗浄芳香剤を使用。すでに便器表面に施された「セフィオン」の光沢と汚れの離れやすさが低下し始めています。
たかだか数百円の製品を買って設置するだけ。あるいはトイレタンクに放り込むだけ。それだけで、面倒なトイレ掃除の回数を少なくできてラクできる!こんなステキな香り!除菌もできますよ!
と言われれば、そりゃ〜買うよね。使うよね。
「こうなっちゃってますよ」と実際に見せられる機会がなければ、いつまでも使い続けることでしょう。
ほんと、ちょっと楽したい気持ちにスッと入り込んで。罪作りなお方です。
日時:2016年2月16日 PM 09:25
洗面 水栓(蛇口)付け根の錆と汚れをクリーニング
東京都港区のマンションにて、トイレクリーニング。
トイレの手洗いは、タンク一体ではなく便器のサイド、薄い収納棚の上に設置されています。
限られたスペースでやりくりするため、陶器に刺さっているというか、こういう形状が多いですね!
入り組んでいて、小さくてダイナミックな動作でおそうじしにくい。はみ出しそうな感じで手を洗うから、汚れもはみ出してきて溜まりやすい。
ハッと気が付くと、蛇口の根っこ、さ…錆てるぅっ。わゎ…自分でやってみたけど、どうにもならん。ということで、ウォッシュテック出動となりました。
写真中央の灰色の棒は、どけるのを忘れて撮っただけで、特に意味はありません(すんません)。ちなみにこれは、プラスティック製の先が薄くなったヘラで、ガッチガチの石のような汚れを酸でゆるませてから、殻をめくるような動作で弾き取っていくときに使う道具です。
このような、陶器と金属(金属といっても、無垢…つまり断面が全部おなじ金属、ということではなく、表面がメッキ加工になっているもの)をクリーニングする場合、付着している汚れの性質は同じでも、洗剤や道具を使い分けねばなりません。
特に酸性の洗剤。パサパサと曇らせる、石の膜のような水垢をほどく際の必須ケミカルです。これ、陶器だとダメージゼロだけど、メッキに付着するとシミみたいに腐食しちゃう場合があるのです。ぜったいに触れさすな!と初心者マーク時代の私、社長によくドヤされていました。
そのようなトラブルのリスクを下げるため、熟練のハウスクリーニング業者であれば、例えばどこどこのメーカーのメッキは強いけど、ここのは特に弱い。なので、ケミカルの組み立ては、こう。みたいな理論が頭に入っておるというわけです。
なので私は、ハウスクリーニングとは、「自分が知りえない理論と出来えない実践→安定した美しい仕上がり」を買う、ってことかなと考えてます。
もう一言加えるならば、「自分が知っている理論と出来うる実践」はハウスクリーニングではなく「家事代行」あるいは「おそうじ」で、ゆえに当然ながら安価で、私どもとは別カテゴリということです。
そして、クリーニング後のトイレ手洗いボウル。
うん、おしゃれ。
金属は金属らしくギラッと輝き、陶器は陶器らしく温かで清潔そう。
デザインがオシャレであればあるほどに、汚れが付くと「年は取りたくないものだ。新しく若いことだけが、美しいのか。諸行無常。ちーん」みたいな気持ちになりがちですが、
ウォッシュテックのハウスクリーニングなら、まだ、イケる!ですよ。
日時:2016年1月 8日 PM 12:22
夫の立ちションをやめさせる方法 座ってトイレ!
以前、座りションについて書きました。社長は、「男子たるもの家庭のトイレで立つなかれ」主義です。
しかし、世の夫たちが皆そうではありません。断固、立ってしたい派もおられる。
「トイレが汚れて掃除が大変なの、だからお願い、座ってして」と、妻から100万回言われても、かわいい盛りの愛娘から「パパ、すわって」とお願いされても、ぜんぜん立ってする。と、嘆く女子たちの多いこと。
「俺は、こんな汚くしている妻にガマンできる優しい夫」と言ったって、実際にトイレにかがんで這いつくばって掃除をする妻からすれば、何の助けにもなりません。
事実、座ってした時の「跳ね返り」が自分に付くのがイヤで、より跳ね返る方法を採用しているわけですから、それは妻を受け入れ許しているわけではない。
毎日忙しくて疲れているのだから仕方ない、ガミガミ言っても余計に関係が悪化するだけだ、と妻は今日もトイレで腰をかがめて拭き掃除。でも、頭を去来するのは「どうしたらヤツは座ってするんだろう?」ってことでしょう。
ウォッシュテックのトイレクリーニング、実は、夫がそれ以降、座りションに変わった例がナンボもあります。
たまたまご主人がご在宅で、社長と話す機会があった場合が多いです。
社長は、立ちションで汚れが厳しい状態になっているトイレについては、積極的にその弊害を伝えます。
小専用の便器は立ってするための形状ですが、そもそもこの形の洋便器は、立ってするためのものではありません。社会的な理由もあることですし外では立ってしても構わないですが、自宅では座ってされた方がよろしいでしょう。シャワー付き便座の不具合や故障は、立って用を足すことによるものが大きいということもあります。
というような内容です。ごっついおっさんから、それはもう大真面目に伝えられるのです。ご主人様もうなづかれるほかないと思います。
その後、だいたいのご主人は「座り派」に転向されるようです。後からお話を伺いますと、「いや、もう、ものっすごくキレイになったから…」と仰います。
清潔さ、美しさに、人は、必ず屈服します。不潔で汚い状況から一転させるということは、とにかく「圧倒的」である。私は、このような変化が見られるとき、いつもその思いを強くします。
あ、たまに「座ってオシッコすると、男性ホルモンが減るって言うじゃないですか」と真顔で仰ることがあります。そんな時、社長は、それは「そんなウソをついてでも、ぜったいに座りたくない」オトコの言い分ですねぇ!と、にっこりバッサリです。(笑)。
日時:2014年2月28日 PM 03:49
トイレの床 ガラスタイルの汚れ、目地の黒ずみ
東京都渋谷区のマンション。中古物件ご購入後、ご入居前の全体ハウスクリーニング。空き室全体清掃に含まれているトイレクリーニングの様子。
築20年以上とはいえ、都心の高級マンション。内装や設備機器のデザインは美しいもの。こちらのトイレの床は、クリアなガラスタイル。
一般的には、フローリング、クッションフロア、フロアタイル、高級仕様ですと大理石や御影石なども多いトイレの床。そこをガラスタイルとは、これまたお洒落な。新築の引き渡し当初は、さぞやアーティスティックで清潔感のあるデザインだったと思います。
しかし長期の生活を経て売却された現在、目地には焦げ茶色の汚れが石のようにこびり付き、タイルはガラス本来の艶やかさも失われています。モヤモヤとして、ガラスらしい透明感や輝きがありません。
トイレクリーニング完了。トイレの床、ガラスタイルと目地は、このように。
目地のアイボリーの温かい色合い、ガラスの透明感が戻りました。
実は、ハウスクリーニング前は、便器の奥の方や、便器の付け根あたりは、けっこうオシッコ臭かったっす。なぜなら、これ、ほぼほぼ、オシッコの飛び散りが原因の汚れですから。前オーナーさんの世帯には、立ちション派が多かったのでしょうね。
築年数20年くらいの中古マンションは、今の新築ではありえない至便な立地であることも多く、管理状況も良好な物件であれば、都心でも生活しやすく、しかも安価。
でも、オシッコの汚れや臭いまで一緒に入手したくはない。それに、いいものだから、リフォームするにはもったいない、そのまま使いたい。
このところ、そのようにお考えのお客様が増えているようです。ウォッシュテックの空室マンション全体ハウスクリーニング、お力になりますよう、頑張ってます。
ウォッシュテックの空室全体ハウスクリーニングの平米単価は、相場ど真ん中か、それより少し安めの設定です。しかし、仕上がりをご覧になった方はお分かりになるのですが、他社よりも平米あたりの作業数は、とてもとても多いです。それゆえ、承ったお客様からは喜んで頂けているのですが、体力的にも経費的にも厳しいため、1カ月間にお引き受けできる件数は限られています。ご希望の場合は、お引渡し日(ご契約日)が決まるか決まらないかあたり、なるべくお早目にお声掛けください。
日時:2013年1月28日 PM 01:24
温水シャワー付き便座 内部の汚れ
横浜市都筑区の戸建にて、トイレクリーニング。ご依頼頂きました「中古住宅のご購入後、ご入居前の空室全体ハウスクリーニング」に含まれている作業です。
温水シャワー洗浄便器、いわゆるウォシュレット・シャワートイレの、外側カバーを外したところ。
えげつない画像で、ごめんなさい。
シャワーノズル、本体のノズル収納部分、温風の吹き出し口が、特に汚れています。カビ、尿石、その他こびりついた頑固な茶色い汚れ...。
写真右端には、外されたカバーの裏側が見られます。ちょうど、手すりのように便器の前面にせり出している操作パネルの裏側、こちらも黒いカビがフンワリ覆っています。
このカビや臭いの元となる強烈な汚れが、今、あなたの尻のあたりに迫り来る。このシャワー便座から出てきた温水で、我が愛しの肛門を清潔に洗い、乾燥させることができるのだろうか。
否!気持ち悪い!むしろ洗いたくない!温風も吹いてくれなくていい(笑)
トイレクリーニング完了。ウォシュレットの内部も美しくなりました。
うん、これなら、お尻、洗ってあげてもいいかしら?(笑)
トイレタンクやトイレ便器を含む全体像は、こんな感じ。
正直なところ、ウォシュレットの内部など、やってもやらなくても見栄えは変わりません。
ややこしいし。汚いし。できれば掃除業者だって、触りたくないものです。
でも、気持ち悪いじゃないの、ねぇ。中古物件を購入した場合で、自分や家族がつけたのではない汚れだったら、特に。この汚れを知っていてクリーニングする能力があるのに、あえて見過ごすことは私には出来ない。と、ウォッシュテックは思うのです。
そして、「シャワートイレの中身までクリーニングしなくても、安い方が良い」「作業は半日から1日で済ませる業者の方が良い」「引っ越し直前でも引き受けてくれるハウスクリーニング屋の方が良い」と思われる方は、わざわざウォッシュテックにご用命はされないだろう。ならば、やる。と、思うのです。
洋式便器に向かい合う姿勢で立って放尿する男子がいる世帯では、おしっこが直撃、あるいは跳ね返り、このような状況になっていることは珍しいことではありません。立ちション男子の頭数が増えるごとに、汚れは強靭化。
シャワーノズルの出し入れに重要なバネが錆びたり、留め具のプラスティックが脆く劣化したり、おしっこの破壊力、おそるべし。
汚れの付着は、ウォシュレット、シャワートイレの故障の大きな原因となるのです。
清掃により損傷の可能性がある場合は、破損や故障を避けねばならないため、そっと洗うことになりますので、汚れをガッツリ取り去ることは困難です。つまり、放置期間が長くなるほど復旧率は下がりますので、なるべくお早目の手当てを!
なお、設置状況や製品の使用によっては分解できない場合もございます。それゆえ、ウォッシュテックでは、ウォシュレットおよびシャワートイレの分解洗浄も割増料金を頂いておりません。なるべく内側も清掃してスッキリして頂きたいと考えておりますが、何卒ご了承の上ご依頼くださいませ。
日時:2013年1月19日 PM 04:02
美しい日本の陶器の便器
日本の職人技で焼き上げられた陶器の便器は、素晴らしく美しい。
焼き込まれて頑丈に仕立てられたガラス質で、均一にくるまれている。
表面がくすんで曇っていても、流れ込み部分の水が溜まっている縁に灰色の輪っかがこびりついていても、縁の裏から薄く筋が垂れていても、丹念に汚れを取り除いて磨き上げれば、再び、滑らかな光沢をたたえることができるのです。
トイレクリーニング後は、つるり、とろり。周囲を鏡のように映しこみます。
昨今、便器づくりにも、熟練工の手わざよりもハイテクを重視する傾向が見られます。厚くポッテリと覆っていたガラス質の釉薬(うわぐすり)ではなく、とてもとても薄い、しかしとても丈夫とされる新開発のコーティングが施されている製品も多く出てきました。
最新鋭のコーティングがなされているけれど、コーティングがいかれちゃったらどうなるのか未だ知れない今ふうの便器よりも、私は、ハードに使われていても何回も甦ることができる昔ながらの便器の方が、好ましいです。
重くて割れやすくて設置するとき大変で、防汚とかキャッチーな宣伝文句も何一つうたえません。でも、不死鳥のようによみがえり、何十年も使えるんですよ。ってね、目立たないけど頼りになる感じが、かっこいいじゃないの。
日時:2012年11月22日 PM 12:42
トイレの換気扇を洗って、臭い対策
以前、「ウォシュレットの脱臭フィルター、詰まってませんか」という記事を書きました。
便器の中にこもった臭気をウォシュレットの底あたりから吸い上げて、活性炭などに吸着させるタイプのフィルタを通過させ、脇あたりから吐き出す仕組みです。そのため、ニオイをカットするにあたっては、防臭フィルタをツーツーに風通し良くして、効率よく働いてもらうことが肝心です。
しかし、ほとんどのシャワー付き便座において、底やら脇やらは電子部品っぽくていじると壊れるんじゃないかと思われていたり、そもそもそこに汚れなど溜まらないだろうと思われていたり、放置されている傾向があるようです。
脱臭機能は、たいてい、電源を入れると自動で作動します。つまり、ぬくい便座に座って、ぬくいシャワーで流してもらったら、必ずお世話になっている。こんなに働いているのに…不憫であります。
脱臭フィルターはマメに埃を払い、取説に準拠した周期で交換!お手入れが必要な消耗品です。健やかに保っておれば、これがあんがい、絶大な効力を発揮します。という内容でした。
それとともに、トイレの臭い対策で重要な役割をするのが、換気扇です。ウォシュレット、シャワートイレから放出された、もしくは拾いきれなかった空気を、トイレの外へ送り出します。天井もしくは壁面に設置されていることが多いです。
フィルターの画像は、以前ご紹介しましたので、今回は、換気扇の様子をアップしてみます。こちらは、トイレの壁面に備え付けられたパイプファン。小型で、省電力ながら、なかなかの働き者です。このお住まいの場合は、壁面に取り付けられていました。
カビ!ハウスダスト!トイレットペーパーや下着の繊維くず!…汚れ、びっちり。
こんなふうに汚れにくるまれていると、換気扇自体が重くなり、うまく回ってくれません。負荷が掛かり、故障の原因となることもあります。何より、臭いを含む空気の吸い上げが弱まってしまいます。換気扇の機能うんぬんもナンですが、無防備な状態のお尻のすぐ傍の壁に、汚れまみれの換気扇があるのは、なんだか気持ちが悪いですね。
トイレクリーニング後。換気扇も、すっきり洗っておきました。
トイレのクリーニングでは、ウォシュレットやシャワートイレ、換気扇などで、容易に外せる部品は外して洗浄します。ただし、経年劣化や構造、機種や仕様によっては、破損や故障を避けるためには、分解しての洗浄をしてはならないこともございます。なので、ウォッシュテックのトイレクリーニングでは、「分解洗浄はオプションで何千円」という方式にせず、全て込み込みでの料金をご提示。作業内容から総合的にみれば、とても安価になるように設定しています。また、仕様や劣化の状況などを詳しく見ないうちから必ずやりますと安易にお約束することもしていません。できるところまで全力!でも、できないこともあります。ご了承の上、ご依頼頂ければ幸いです。
冬が終わって、春がやってきました。そろそろ、トイレの臭い、気になる季節です。芳香剤を置いたり撒いたりする前に、ぜひ、トイレのお掃除を。ウォシュレットやシャワートイレもお掃除される場合は、取扱説明書をご覧になってから取り掛かられると、スムーズですよ。
日時:2012年4月15日 PM 03:31
ウォシュレットの中身
横浜市港北区にて、トイレクリーニング。
容易に外せる仕様のウォシュレット(シャワー付き便座)であった場合は、このようにカバーを取り外し、中身をオープンにして、トイレ掃除を行います。
シャワーノズルそのものは、「ノズル掃除」機能などがあるので、一般の方でも心行くまでお掃除できるかと思います。しかし、そのノズルが収まっている本体のお掃除は、いかがでしょう?
便器やウォシュレットの表面はキレイに見えても、中を開けてみると、こんなふうに、茶色い!黒い!ベットリ!なにやら得体の知れない汚れが分厚く積もっており、常にお尻のあたりに接していたりするんです。
写真下側に写っているのは、取り外したカバーの裏側。真ん中あたり、穴が開いているのがノズルの出入り口。その周りにビッチリと、本体ノズル収納部分付近と同様の焦げ茶色の汚れが、へばりついているのが確認できます。
通常はカバーに隠されているメカっぽい部分には、温水を運ぶチューブが通っていたり、温風を出す口があったりします。付着した汚れが、水分や温熱により、より増殖しやすい環境であると思われます。
細かなヘラなどを使いながら手作業で、ウォシュレット内部に付着した汚れを拭っていきます。便器に、はがれた汚れがボトボトと落ちていってます。うわー…お食事中の方、すみません!
ウォッシュレット(シャワートイレ)の中身、クリーニング後の様子。黒く汚れていた内部が、本来の樹脂の色に戻りました。カバーも、同様に洗浄し、拭き取り完了。
ウォシュレットの内部洗浄後の仕上げには、人体や環境に負荷が無い「防臭・抗菌」剤を噴霧します。
ウォッシュテックで使用する抗菌防臭剤は、とても安全性が高いのですが、そのぶん効き目はとてもゆっくり。空室でのトイレクリーニングの際にウォシュレットの内部を洗浄して翌々日あたりに様子を見てみると、作業直後では取り切れていなかった入り組んだチューブの中もスッキリしていたりして、効果に驚きます。
たまに、「ウォシュレットって、なんですぐ壊れるの?」と訊ねられることがありますが、こんなふうに、電子部品や金属のバネに有機的な汚れがビッチリ覆っていたら、やっぱり傷むのは早かろうなぁ、と思うのです。
日時:2011年5月18日 PM 08:50
トイレの穴
横浜市都筑区のマンションにて、トイレクリーニング。
便器の中、流れ込みの水面スレスレにデジカメを突っ込んで撮ってみました。拭いた後、便器に落とされるトイレットペーパーからは、このように見えているのです!(笑)
「あぁ…、ワタシ、こんな黒く汚れた便器に捨てられて、はかなく流されていくのね…わ…さよーならー!」(ジャーッ)
接写してみます。
水洗トイレは、便器内に水が流れ落ちて水流が回転して表面を洗浄してくれます。それなのに水が出てくる穴の周りが黒く汚れてしまっている…!ご自分で一生懸命ブラシを当てて擦っても残り続ける汚れに、「おいおい、出だしが汚くてホントにキレイにできるのかい」と焦られる方も多いのではないでしょうか。
跳ね返ったオシッコ、じとじとした環境で育ったカビ、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどミネラル分が固着した水垢、それら汚れが混ざり合って固まって「尿石」になっています。「石」と称されるだけあって、固い!そして「尿」が付くだけあって、トイレの臭いの原因にもなります。
穴そのものも、汚れが詰まって埋まってしまい、ちょっと狭くなっているの、お分かりになりますか?穴が小さく、水の流れが細くなることで、水の勢いが弱くなってしまって、便器の洗浄力も低下気味です。
トイレクリーニング後、同じアングルで撮影。穴が、くっきり鮮明に見えるようになりました。便器の光沢もアップしています!陶器にほどこされたガラス質の釉薬が、ツヤツヤと輝いています。
「ツヤツヤというより、ヌラヌラしてますね…」とは、お客様のご感想。2000年までに作られた便器は、陶製の他製品、例えば浴室用タイルなどと比較して、釉薬が丈夫で分厚い傾向です。それゆえ、磨き上げたとき、ひときわ滑らかに光ります。それゆえ、「ツヤツヤを超えてヌラヌラ」と感じられるのかもしれません。
同じく、接写。便器の真上のライトの照り返しが、見えるようになりました!穴は、まあるく戻り、周囲の黒ずみも除去されています。
トイレに水を流されてみてのお客様のご感想。「へぇー、水、こんな流れたっけ!」穴が全開に戻ったこともありますが、表面に水垢などの汚れが付着していない便器では、水の流れの伝い方が、より鮮明に見えるのです。
こんな便器だったら、流されていくトイレットペーパーも成仏してくれるかしら?!
日時:2011年3月 5日 PM 05:58
横浜市都筑区、トイレタンク上部手洗いに固着した水垢を取る
横浜市都筑区で、トイレクリーニング。便器だけでなく、タンク上部の手洗いボウル部分にも、硬く水垢が固着しています。写真だと、ススのように見えますが、ブラシや雑巾で擦ってもビクともしない、こびり付いた汚れです。
本来、水道水中に含まれるカルシウムやマグネシウムが固まって積もったことで出来る水垢は、薄い灰色か、ベージュ色のような、白っぽい色をしていますが、こちらは、黒い色になっています。
滑らかな陶器の釉薬(うわぐすり)表面を、水垢が凹凸や隙間を作りながら覆ってしまったことで、黒カビやハウスダストなどが混ざり、長い年月を掛けて、このような黒い汚れに育つことがあります。
用を足した後の手を洗って、きれいにする手洗いボウル。そこが、このように黒く汚れた印象だと、跳ね返った水が手に触れるのが嫌で、手洗いがおっくうになってしまいます。もったいないです。
ステンレスのメッキが施された蛇口にも、ご注目。蛇口の根元、特に水垢が厳しいです。1ミリくらいの厚みで、ガサガサとした水垢が積もっています。跳ね返った水が掛かりやすい内側にも、ステンレスの光沢は全く無く、陶器部分と同様の曇りがあり、黒っぽく淀んでいます。水が出てくる蛇口の先は、白く鍾乳洞のように水垢にくるまれています。メッキが腐食し、緑青が浮いています。
クリーニング後。水垢のパサパサと不透明な感じが無くなり、黒い色も失せました。ツヤっと清潔な手洗いに戻っています。
トイレタンクの手洗い部分は、全てが緩やかな曲線でできています。機械は平面が得意なので、使えません。便器同様、地道に地道に、手で磨き上げる作業を重ねます。
蛇口も、ステンレスの光沢が戻り、キラッ。曇りや黒ずみが無くなって、真正面にある排水穴をシャープに映しこんでいます。蛇口の先端部は、メッキの下地が露出している状態であったので、損傷や劣化を避けるため深追いはしませんでしたが、歯石取りのように、そーっと慎重に手作業で水垢を外しました。
便器の内側と併せ、こちらもコーティング。汚れのこびりつきを防ぐことで、毎日のお掃除をカンタンにする加工しています。
お家のトイレタンクの手洗い部分やステンレス、触ってキュキュッとしていますか?そもそも触ってみたい状態ですか?陶器は陶器らしく、ステンレスはステンレスらしい色や質感をしてますか?便器がツルッ、手洗いがキラッ。私がトイレの神様なら、そういうトイレに住みたいです。
日時:2010年11月 4日 PM 11:23
横浜市都筑区の戸建、トイレクリーニングとコーティング
横浜市都筑区の一戸建てで、トイレのクリーニングとコーティング。今回は、便器についてです。お食事中の方、ご注意!
トイレの便器、流れ込み部分に、日常的なトイレ掃除では落ちない、硬い筋状の黒ずみ。水垢です。強力なトイレクリーナーや、市販品のトイレ便器用水垢落とし研磨剤を使用されたものの、解決できなかったそうです。
便器の、水が溜まっている際の部分は、特に硬く、茶色っぽい塊が固着しています。また、便器の縁まわり下側にも、茶色くて硬い汚れがビッチリこびりついています。このあたりは、立ちションによる尿の跳ね返りが原因かと思われます。汚れから、臭いが感じられます。フチ裏からは、ダラリと茶色や黒のカビや水垢が垂れたように見えています。
おかみがセッセと磨き上げた便器。今までは反射していなかった周りの物が、映りこむようになりました!今回は、社長の手直しなしの一発OK。ホッ。
違う角度から撮影してみます。便器のフチも同様に磨いています。フチ裏から垂れ落ちていた汚れも無くなりました。このくらいまで滑らかにクリーニングし、下地をきちんと作ることが、コーティング剤の定着力を高め、コーティング剤のスペックを無駄なく発揮させるために、とても重要です。
続いて、便器の内側にコーティング。トイレコーティングをご依頼の場合は、このような感じでお引渡しいたします。「便器にタオルが詰まってる!」と、驚かれる方も多いので、今回、画像を掲載してみました。通常、便器の底、水が貯まっている部分は、下水から上がってくる臭いやその他もろもろに蓋をする機能があります。タオルを詰め込んで、蓋の代用をしているんです。
ウォッシュテックでは、トイレコーティングを承る場合、なるべく便器の奥底まで確実にコーティング剤を塗布するようにしています。便器に貯まっている水を抜き取り、完全に水気を拭き取り、水が無くなった状態で、コーティング剤を塗布!臭気止め代わりのタオルを押し込み、完成です。
べつだん、強烈な下水の臭いを嗅いでまで頑張ってやらなくてもいいだろう、と同業者からよく言われるのですが、奥まで確実にコーティングした方が、日常のトイレ掃除が、やっぱりとっても楽になるんです。コーティングをご用命いただくならば、しっかり効果を感じていただきたい!便器をブラシで擦る主婦の身として、そう思うので、ウォッシュテックでは、コーティングを始めた6年半前から、ずっとそうしています。
便器のふち、フチ裏、流れ込み部分、トイレタンク上部の手洗いボウルにコーティングを塗布し、お納め。詰めているタオルを取り、お客様のお手で、水を流していただきます。ハラハラと走るように、流水が便器の内側を走っていきます。
「わっ!水がたくさん出る気がする」と、お客様。トイレのフチ裏にある水が出てくる穴が、かなり水垢やカビ、オシッコの跳ね返りでふさがって、詰まっていたのが取れたので、スムーズに流れるようになったんですね。
これからは、「混ぜるな危険」のトイレ洗剤もヤスリのようなキツい便利グッズも使わずに、マイルドなトイレ洗剤とトイレブラシでチャチャッと軽く擦るだけ。ウォッシュテックのトイレクリーニングとコーティングで、長〜く、楽〜に、この便器を使い続けてくださいね。
日時:2010年10月31日 PM 10:27